「対面授業、ただし遠隔受講可」な授業、やってみた!(江頭教授)

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 「対面授業、ただし遠隔受講可」の必要性についてはこちらで説明していますが、要するに今回のコロナウイルス問題に対する対応として、本来なら対面で受けて欲しい授業でも、リスクの高い学生には外部から遠隔での受講を可能にしよう、そういうタイプの授業をつくろう、ということです。時間割の策定の際には理論的な可能性の話でしたが、実際に実施されるとなると具体的な手段が当然問題となります。

 はて、どんな形でやろうか。オンラインの授業は今までも経験がありますし、対面の授業ももちろんやったことはあります。というか、今までずっとやってきたことです。でも両者を合わせるのはどうなのか。

 色々考えて、基本的な方針として「対面の授業をオンラインで配信する」のではなくて「オンラインの授業を見た目が対面授業の様に配信する」ということにしました。授業の中で、教師はいろいろなことをやっています。立って話す、のが基本ですが学生に問いかけたり,教室の中を歩き回ったり。スライド見せる、板書をする、サンプルを見せる、実験をしてみせる、などなど。

 これを全てオンラインで配信しようと考えたら専任の撮影スタッフが必要なのではなかろうか。

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ペーパーレス化は本当にできるのか?。(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

 新しい内閣になってから、急速に書類手続きの簡素化の検討を進めている。ハンコの廃止、ファックスの廃止等々、これまでの書類という手段をトップダウンで大きく見直すよう提案されている。
 一方で、私はパソコンの画面上で学生さんのレポートを読むことに抵抗を感じる。抵抗を感じるというか…、読み間違いを起こし易い、正しく採点できないと感じている。そのため、電子版で提出されたレポートでも、紙に印刷してから採点している。極めて非効率的である。しかし、実際に、パソコンで読んだ時は気づかない問題点を紙版では見つけてしまう。パソコンの画面で読んだ時に読み間違いし易い、甘い採点になるのはなぜだろうかと思い続けてきた。

 先日、リコーのWeb Page上に面白い文章を見つけた。
「河内康高「「紙」に印刷すると間違いに気づく理由」 2020.9.14 https://blog.ricoh.co.jp/RISB/new_virus/post_604.html
この文章は脳科学的にパソコンで文章を読んだ時と、紙の文章を読んだ時の違いについてのマーシャル・マクルハーンの学説を紹介している。

 カナダのマクルハーンは紙のほうで間違いに気づきやすい理由は「反射光」と「透過光」の性質の違いによると考えたそうである。紙に印刷して反射光で文字を読む際には、人間の脳は「分析モード」になる。目に入る情報を一つひとつ集中してチェックできるため、間違いを発見しやすくなる、そうだ。
 一方で、画面の発する透過光を見る際、脳は「パターン認識モード」になる。送られてくる映像情報などをそのまま受け止めるため、脳は細かい部分を多少無視しながら、全体を把握しようとする。細部に注意をあまり向けられないので、間違いがあっても見逃してしまう確率が高くなるそうである。この理論についてはいろいろな考察や反対意見もある。

 

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大学院秋入学式での祝辞(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

 2020年9月25日に大学院秋入学式が行なわれました。
 実は当日朝、「式次第」を確認するまで研究科長として自分が祝辞を述べることを意識していませんでした。朝、7時半に気がついて、昨年の祝辞を参考にあわてて原稿を作りました。しかし、十分に練習できず、あまり上手には喋れませんでした。以下の原稿で、ボールド体のところは喋れましたが、ローマン体のところは喋り忘れてしまいました。
 祝辞の原稿を以下に掲載します。この秋に入学した早期卒業生の皆様の大学院生活が実り多く充実することを心からお祈りいたします。

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2020年度大学院秋入学式 工学研究科長 祝辞 原稿

 みなさん。大学院への進学、おめでとうございます。
 でも、周りから「めでたい」「めでたい」といわれても、本人がおめでたくなっていてはいけません。本当にこの入学がめでたくなるかどうかは、これから1年半の皆さんの努力と活躍にかかっていることを忘れないで下さい。

 <アドリブ>先の先生方(大山学長、梶原研究科長)もおっしゃっていたように<アドリブ終わり>、早期卒業制度を利用して進学した方の修士課程はたったの1年半しかありません。これまでの大学生活を振り返ってください。3年半は短かったでしょう?。さらに短い1年半で修士として相応の技能や実力を身に着けなければいけません。時間的な猶予はありません。
 これからは地獄のような忙しい日々になります。しかし、安心して下さい。「極楽は飽きる、地獄は慣れる」とも申します。できるだけ早く忙しさに慣れてください。

 これからの1年半は本当に忙しいことでしょう。研究成果を出さなければ間に合いません。学会発表もし無ければなりません。講義もたくさん受けて、単位をとらなければなりません。人によってはTAなどで後輩の指導もしなければなりません。指導の先生は次々と無理難題を吹っかけてきます。プレッシャーをかけてきます。まったくもって大変です。このような修羅場を皆さんは切り抜け、駆け抜けて行かなければなりません。

 この危機を切り抜けるためには時間を上手につかうしかありません。タイムマネジメントですね。時間管理は社会人の必須アイテムです。

 私の3つのタイムマネジメントの指針を持っています。それについてお話しします。

 

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2020年度1年次入学生対象ガイダンスを行いました(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 東京工科大学の後期(冬学期)の授業はいよいよ来週からスタート。と言うわけで今週の木曜日(9月24日)にはガイダンスを行いました。例年のガイダンスは春に実施、さらに1年生だけではなく、2年生、3年生もガイダンスの対象です。でも今年は春のガイダンスは中止に。(もちろん、新型コロナウイルス感染拡大への対応です。)後期に実施するガイダンスも1年生が対象で時間も限られたものとなりました。

 学長、学部長の挨拶は必須だとして、短い時間のなかで何をやろうか。今回は学科に一任されるということで、我々応用化学科の教員も相談します。

 新一年生は学生実験で大学に来ることはあった。でも実験は三密回避で半数ずつでの実施で、本当に全員が集まるのははじめてだ。だからこそ、学科で全体でできることをやりたいね。

 確かに。じゃあ学科ガイダンスをやりましょう。学生さん1人1人の個人ガイダンスなら Zoom や Meet でも同じだろうし…。

でも、結局私達が選んだのは個人ガイダンスでした。

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大ホールで授業(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 我々応用化学科が入っている東京工科大学八王子キャンパスの片柳研究棟という建物、その地下には600人収容の大ホールがあります。通常は数百人の学生が対象となる学部レベルの授業が行われています。でも今年の後期はそのタイプの授業の多くが遠隔授業となったため大ホールにスケジュールに空きができているとか。これはチャンスかも、と考えて後期の応用化学科の授業「サステイナブル化学概論」はこの大ホールで行うことにしました。

 大きな教室で授業やるのも気持ちが良いに違いない。応用化学科の学生数は百人以下ですから600人収容のホールは少し贅沢なのかも。あー、でもホールはガラガラの状態になるのか。無観客試合をするスポーツ選手になった様な気分です。

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デマを拡散してはいけない-16 誤解の生まれ方-2、「空気感染」ということば(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

 このブログの内容を不用意に拡散しないように。必要なら必ず裏をとり、自分で確認し、理解し、検証してから、自分の言葉として発信しましょう。他人のことばをそのまま鵜呑みにするのは極めて危険な行為です。

 最近、ネットニュースで「新型コロナウイルスが空気感染する」という記事を見ました。例えば、本日のウエブニュースでは「新型コロナが空気感染し得るとの指針、米CDCがサイトから削除」というこのような空気感染の可能性をアメリカ疾病対策センター(CDC)が発表したことを取り消した、という記事がありました。[https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-22/QH0QGNDWLU6W01]
 この記事の内容は、他のネットニュースでも記載されています。Yahooニュースでは「米CDC、エアロゾル感染警告を撤回 「草案を誤掲載」」と書いています。[https://news.yahoo.co.jp/articles/e6aac0cf863c2ee5dcc07f15c6612c1a4faefdde]

 先の方の記事を読むと、タイトルには「空気感染」と書かれていますが、本文中には「アエロゾル感染」と記載されていました。

 日本では「空気感染」というと、「飛沫核感染」だけをさします。一方でAirborne infection ということばは「飛沫核感染」に加え、「アエロゾル感染」や「微細な飛沫感染」など、日本では飛沫感染に分類される感染経路も含まれます。ところがこのAirborne infection をGoogle翻訳にかけると「空気感染」と訳されてしまいます。つまり、日本語と英語のニュアンスの違いを理解せずに機械翻訳を行なうと、間違ったタイトルの記事を書いてしまうことになるということです。

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 日本語の定義の場合、空気感染を起こすことが知られている感染症は、結核、麻しん、水痘の3つだそうです。インフルエンザやコロナウイルスなどは飛沫感染を起こしますが空気感染は起こしません。
 日本では、空気感染、飛沫感染、接触感染の用語があります。これらはそれぞれそれらへの対策も設備も異なります。ウイルスの空気感染の場合、N95マスクは予防対策に必須です。一方、飛沫感染はサージカルマスクである程度防げます。対策が異なるということです。だから、ことばを厳密に使わないと、余計な誤解と混乱を招くということです。

 「コロナウイルスは空気感染を起こす」という誤解をしてしまうと、「だから予防対策としてのサージカルマスクには意味が無い」、というある種、誤った結論に至ります。
 世間に広まる誤解はこのようにして生まれるのかなあ、と私は思います。

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片桐 利真

 

デマを拡散してはいけない-15 誤解の生まれ方、マスクの着脱に関する話題(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

 このブログの内容を不用意に拡散しないように。必要なら必ず裏をとり、自分で確認し、理解し、検証してから、自分の言葉として発信しましょう。他人のことばをそのまま鵜呑みにするのは極めて危険な行為です。


 マスクについては以前にも話題にしました。(http://blog.ac.eng.teu.ac.jp/blog/2020/03/post-7c4f33.html
 このCovid-19は最小発症病原体数の小さなウイルスであると考えられています。したがって、その感染は確率的です。マスクには飛沫をある程度防ぐことにより、感染確率を下げる効果を期待できる一方で、鉄壁ではありません。
 最近、マスクの予防効果について、誤解を生み易い報道を見かけました。少し前の記事ですが「マスクに予防の証拠なし 政策決定には注意を―WHO」という見出しのネットニュースを見かけました。

 この見出しからだけでは、天下のWHOが「マスクには予防効果はない」と表明したように取れます。しかし、その内容を読むと、「感染者が医療用マスクを着用することで、他人に飛沫(ひまつ)感染させるのを防ぐことは各種研究で示されていると説明。一方、健常者が家庭内などでマスクを着用することで一定の予防効果があることを示す「限られた証拠」はあるものの、地域全体での着用で「新型ウイルスを含む呼吸器系の感染症を予防できる証拠はない」と結論付けている。」と書かれています。あれっ?。タイトルと内容が異なるように見えます。
 
 「感染予防に効果があるのかないのか、どっちやねん。」と突っ込みたくなります。この記事によると、WHOの結論は、医療用のN95マスクは一般の予防用ではなく、「医療従事者に優先的に配分されるべきだ。そのように政府関係者は取りはからえ」、ということです。WHOの発表は、社会の構成メンバーひとりひとりに向けたものではなく、政策への提言です。

 世間には「ゼロリスク幻想」がはびこっています。完璧な対策でなければやらないのといっしょと誤解されている方が多くおられます。感染を確率で定量的に考えずに、定性的に「防げる・防げない」と二極化して捉えています。このタイトルの付け方は、そのような定性的な考え方によるものに見えます。(ブログ2016.8.24 http://blog.ac.eng.teu.ac.jp/blog/2020/03/post-7c4f33.html

 マスクはTPOを考えて使いなさい。ということのようです。当たり前と言えば当たり前のことです。しかし、この記事のタイトルは「マスクには予防効果はない」という誤解を招きやすそうです。


 マスクの着脱については、6月に環境庁と厚労省が「マスクをはずしましょう」という熱中症予防キャンペーンをしています。

 

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 これもまた「むやみやたらにマスクをはずしましょう」ではなく、「屋外で他者と2m以上の距離を保てる場合はマスクをはずしましょう。」という、当たり前のことを謳っています。要するに「TPOに応じてマスクを着脱しましょう。」「マスクの使用には頭を使いましょう」ということですね。

 このような記事やポスターを見かけると、誤解無く伝えることの難しさを思い知らされます。


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片桐 利真

 

新型コロナ感染症対策 アルコールの濃度(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

 新型コロナ対策で手指の消毒用のアルコールが教室や廊下やエレベータの前などに設置されています。今回はこのアルコールの濃度についてです。


 学内で使用している手指消毒用のアルコールを5月に私の研究室で調整しました。高純度アルコール80%とグリセリン5%と極少量の塩化ベンザルコニウム0.05%に水を加えて調製しました。このレシピは大阪大学の安全の専門家のY教授に教えていただきました。
 この成分のうち、グリセリンは肌への優しさのため、塩化ベンザルコニウムは主に殺菌のためであろうかと存じます。では、エタノールをおおよそ80%に薄めるのはなぜかという疑問を持ちましたので、調べてみました。


 Covid-19、コロナウイルスの最外殻はエンベロープという脂質二重膜からできています。コロナウイルスの感染は、このエンベロープをヒト細胞と融合させることで起こります。だから、このエンベロープを破壊すれば、コロナウイルスは感染能力を失います。この脂質二重膜はヒト細胞由来です、そして、細菌の細胞膜とも共通です。だから、殺菌に使える濃度のエタノールが最適です。
 最外殻をカプシドと呼ばれるタンパク質で覆われたウイルスの場合はそのカプシドタンパクを変成させるために、おおよそ100%エタノールが最適ですが、コロナウイルスの最適濃度は異なります。


 ネットでいる色調べると「日本食品洗浄剤衛生協会」のWeb Pageにその最適濃度についての記載がありました。


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< http://shokusen.jp/ethanol.html>より転載。

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三色ボールペンの部品を拾った話(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 先日の話、家に帰る道すがら三色ボールペンの部品と思しき写真のようなものが道に落ちているのを見つけました。少しぬれていたのは雨が降った翌日だったからでしょうか。もしそうならこの部品は昨日より前からその場所に落ちたいたことになります。きれいに片づいた歩道のほぼ真ん中にぽつんとあった部品は誰にも気づかれることなくその場にあったのでしょう。

 私は思わず拾い上げて家に持ち帰ることにしました。

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 えっ、勝手にそんな事して良いのかって?

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デマを拡散してはいけない-14 新型コロナ感染症の後遺症について(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

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 新型コロナウイルス感染症に関してネットなどには「20代30代の人は死ぬことは無いから、怖がるのはばかばかしい。新型コロナはただの風邪だ。」という意見が散見されます。私はこの意見に反対します。確かに、厚生労働省8月5日の資料では死亡者はほとんど60歳代以上です。

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 しかし、まだよくわかっていないcovid-19という感染症を甘く見るのは危険です。われわれはまだこのCovid-19というウイルスを十分に理解できていません。そして、まだインフルエンザのタミフルのような特効薬やワクチンを我々は持っていません。そのような現状で新規感染症を軽く考えるのは危険です。


 最近マスコミやネット上にCovid-19感染症の「後遺症」の話しが出てきました。もし報道されている後遺症の話しが本当なら、この新型コロナウイルス感染症はQOL(Quality of Life)を大きく下げる病気です。たとえ死ななくても後遺症を抱えることから、Covid-19感染症は、特に若者にとって危険な病気と言えます。

 報道によると、Covid-19感染症は全身の血管に炎症を起こすそうです。(現代ビジネス「なぜか日本で報じられない「コロナ後遺症」、世界で次々と明 らかに...!」2020年8/23(日))その後遺症は疲労、呼吸困難、関節痛、胸痛といった症状だそうです。特に疲労感は生きる気力を奪います。(週刊朝日「「死ね」コロナ感染の男子高生に批判殺到 患者の苦しみと後遺症のリアル」(2020年9/8(火))

 インフルエンザやこれまでのコロナウイルス感染症では起こらなかったこのような後遺症はどのように起こるのでしょうか?。

 例えばインフルエンザウイルスは喉の細胞に特異的に取り憑きます。これはのど細胞特有の細胞接着分子を足がかりにウイルスが感染するからであると、言われています。高病原性鳥インフルエンザ(H1N5)はまだヒトに感染しません。これは、幸いにヒトの細胞はこの足がかりになる細胞接着分子を持たないからです。もしそのような高病原性鳥インフルエンザウイルスが変異してヒト細胞に接着できる能力を獲得したら、インフルエンザパンデミックになります。

 このCovid-19やSARSウイルスは、ヒト細胞のACE2という酵素を足がかりに細胞へ感染します。(ブログ[2020.04.14]「デマを拡散してはいけない-9 イブプロフェンとコロナウイルス-2 LancetのCorrespondenceの紹介」参照)ところが、このACE2は咽頭つまりのどだけではなく、肺や腎臓や血管内皮細胞にも出現します。つまり、そのようなACE2を足がかりに、このCovid-19は肺や腎臓だけでなく、広く全身の血管に感染できるウイルスだということです。これは、これまでの季節性インフルエンザやコロナ風邪と大きく異なるところです。

 血管の病気といえば「動脈硬化」をすぐに想像しますが、このような血管の炎症はむしろ「糖尿病」に似ています。ざっくりと言えば、糖尿病では血中の過剰の糖分が活性酸素を作り血管を痛めつけます。Covid-19の場合、ウイルスに感染した血管を白血球は活性酸素を使って攻撃し、そのために同じような症状になると予想されます。

 だから、これからの長い人生を快適に過ごすために、特に若い人はCovid-19感染のリスクを可能な限り避けるべきだと私は思います。


 このブログの内容を不用意に拡散しないように。必要なら必ず裏をとり、自分で確認し、理解し、検証してから、自分の言葉として発信しましょう。他人のことばをそのまま鵜呑みにするのは極めて危険な行為です。

 

片桐 利真

 

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