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紫外・可視分光光度計が設置されました(西尾教授)

| 投稿者: tut_staff

Uv_2  学生実験用の装置として,最新の紫外・可視分光光度計が納入されました.

 この装置は,波長を厳密に選別した光(単色光)を試料に当て,紫外域から可視域にかけて透過率や反射率を測定するものです.

 研究では「何色」という目での評価も重要ですが,この装置を使うと,光の波長に対する透過率・反射率を図にしたスペクトルが得られます.例えば,UVカットレンズが「何ナノメートルの波長の光」を「何パーセント」カットするのか一目瞭然となります.

 皆さんが本学の入学すれば,まず最初に応用化学科の学生実験でこの紫外・可視分光光度計を使用することになります.鉄鋼の中のクロムの量を量る実験ですが,もちろん固体の鉄は光を通しませんから,酸で溶解して条件を整えてから測定をする必要があります.ビーカーやメスフラスコを利用する操作(ウエットな操作と呼びます)と,このような装置を組み合わせることで多様な測定が可能になるのです.

 来年度の入学生となり,学生実験でこの装置を操作する初代となっては如何でしょうか?

西尾 和之

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