東京工科大学への道~自然を愛でながら最先端の学問と技術の学舎へ(高橋教授)
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東京工科大学の最寄りの駅、JR横浜線の八王子みなみ野駅からおよそ15分間、坂道を登っていくと東京工科大学八王子キャンパスに着きます。最新のクラウド技術を駆使した学内ICT環境を有し、学生全員がノートPC必携で大学生活を送っている東京工科大学のキャンパスは、自然豊かで人混みから離れた丘の上に拡がっています。八王子みなみ野駅から大学までの道を歩いてみましょう。大学との間を頻繁に往復しているスクールバスを使わずに。
春から初夏、朝の道中では、緩い坂道の途中、道路脇の林から小鳥のさえずりが聞こえてきます。ヨーロッパで、公園か大学の緑豊かなキャンパスの中を散策しているような気分になります。耳を澄ますと、“つき、ひ、ほし、ほいほいほい”と鳴いているように聞こえ、サンコウチョウ[1]かと思いつつ歩いていると、否、やたら色々な鳥のさえずりが聞こえてきます。ガビチョウ[2]かもしれません。
さえずりを耳にしながら足下に目を落とすと、どこにでもある雑草、ヨモギ、スイバ、カラスノエンドウ、オオバコ、ギシギシ、スズメノテッポウなどが競っているのが目に入ります。道路脇の林を過ぎた頃、右手に東京工科大学のシンボル的な建物、片柳研究所棟の雄姿が見えてきます(写真)。