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世界が良くなっている事を示す すごい 映像(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

Photo_3  本学工学部が課題として提示している「サステイナブル工学」ですが、わざわざ「サステイナブル」と名乗っているのは、いままでの工学が作り上げた産業社会が「サステイナブルではない」という欠点を持っている、だから新たに「サステイナブル」な産業社会を目指そう、という意図を反映してのことです。

 この一面では現在の産業社会に対して批判的な目を向けているのですが、もちろん今の産業社会にはポジティブな面、良いところもたくさんあります。今回は、そのなかでも最も重要な側面、産業革命の波及によって人々が裕福になり、長寿になった、ということを印象的に示してくれる映像を紹介したいと思います。

 画像にリンクしてる映像はスウェーデン出身の医師であり公衆衛生学者のハンス・ロスリング(Hans Rosling)教授がイギリスBBCと作成したものです。世界の200以上の国の人々の平均寿命と平均年収の200年間にわたる変化を4分間に凝縮し、「世界が良くなっている事」を分かり易く示してくれています。

 この すごい 映像を、ぜひ一度見てみてください。音声は英語で字幕もありませんが、聞き取りやすい英語での平易な説明、それと圧倒的な映像の力でこの200年に世界の人々がどれほどrichに、healthierになっていったか、が誰にでも分かるように表現されていると思います。

 サステイナブル工学の産業革命のこの偉大な成果を永続させること、サステイナブルにすることを目指した工学なのです。

江頭 靖幸

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