学生実験をみてみよう その1「ペーパークロマト」(江頭教授)
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本学工学部応用化学科に4月から入学した1年生の学生実験「工学基礎実験Ⅰ(C)」の実験風景を紹介しましょう。
まずは「ペーパークロマト」の実験。正式にはペーパークロマトグラフ、あるいはペーパークロマトグラフィーです。クロマトグラフィーはいままでの記事でも簡単に紹介されていますが、物質の分離や精製の方法として化学の実験では良く用いられるものです。ペーパークロマトは紙を用いてクロマトグラフィーを分かり易く可視化したものです。
写真は乾燥したろ紙にしみ込みながら上昇してゆく溶媒によって混合された複数の金属イオンが分離していく様子です。
溶媒がろ紙に吸い上げられてゆく速度を測定します。後ろから照らすとろ紙のぬれている境界がはっきり見えるとか。誰かの工夫があっという間にみんなに共有されていました。
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