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東京工科大学のコーオプ教育(笹岡コーオプセンター長)

| 投稿者: tut_staff

(本学工学部の特徴、就業力を高める本格的なコーオプ教育について笹岡コープセンター長が直接紹介するブログ記事です。工学部電気電子工学科BLOGより転載。

 こんにちは、1年後期から始まるコーオプ教育担当の笹岡(研C307:ほとんどおりませんが・・・(^_^;))です。

 コーオプ教育のクライマックスであるコーオプ実習は、最初のガイダンスでも説明しましたが、時給900円で6~8週間、原則企業で働いてもらう東京工科大だけのユニークな実習です。

 これまで試行(工学部での本格実施に向けた予行演習)ということで、既存のコンピュータサイエンス学部やメディア学部の学生、延べ65名に実際に企業でコーオプ実習を体験してもらいました。実習期間が5日以上の方には希望すれば全員インターンシップの単位も1単位付与しました。

 これまで50名の先輩が最大で6週間のコーオプ実習を経験し、そのうち私の知る限りでも数名がそのまま実習先企業で内定をもらって就職しています。もらった給料で自動車教習所に行って運転免許を取った方もいます。
 この試行を通じてわかったことは、実習前の事前学習が非常に大切であるということでした。皆さんは大半の人はこれまで家庭と学校しか知りませんが、会社は周りが全て他人です。ここまでは学校も同じですが、会社はそれらの人と四六時中一緒に働かないと行けない点が学校と異なります。

 すなわち、授業を聴いて、自分で勉強して、良い成績をとっていれば済んだ世界とは大きく異なります。その違いに対応するためのスキルを後期から始まるコーオプ演習Ⅰでは学んでもらいます。

 試行でコーオプ実習に行った先輩方はこのような授業なく、いきなりコーオプ実習に出ましたが、それでもしっかり仕事を熟して、企業からも概ね高い評価を得ています。その点、皆さんは事前に万全の準備をしてコーオプ実習に行って頂きますのでご安心ください。また、コーオプ実習で手に入るまとまった給与の使い道も楽しみにして考えておいてください。

 今後もコーオプ教育(特にコーオプ演習Ⅰ)について書いていきます。今日はこの辺で終わります。

笹岡 賢二郎

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