学長講話がありました(江頭教授)
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昨日(11月25日)、本学工学部の学生を対象として軽部学長による「学長講話」が行われました。応用化学科の学生も機械工学、電気電子工学の学生と一緒にメディアホールで約一時間半、学長のお話しを聞きく時間を持ちました。
さて、今回の学長のお話は本学の歴史についてです。片柳理事長の戦前から戦中の経験、戦争直後に立ち上げた絵画と洋裁の学校の話から東京工科大学の成立、そして今回の工学部の発足に至るまで、約70年間の歴史を駆け足で振り返る内容でした。
こう書くと、「なるほど、理事長や学長にとっては懐かしいお話しかもしれないけれど、それが私たちとどんな関係が?」と思う人も居るかもしれません。
しかし、この話にはもう一つの意味があると私は思いました。
常に多数の学生を集め続ける、それだけを見れば一つの経営努力のストーリーですが、学生を集めるためには時代の変化を見越し、人々のニーズを見極めることが大切です。そしてニーズを見つけたとしても、それに的確に対応するためには迅速な組織改革と果敢な投資とが必要なのです。このような組織を現実のものにできたのは何故か、その背景に「実学主義」という理念があったからであり、実はその「実学主義」こそが本学の教育の理念でもあるのです。
つまり、本学の教育の中身である「実学主義」が実践されることで本学が成立している、というのです。
なかなか愉快な話ではないでしょうか。
なお、今回の学長講話はテキスト付きでした。「東京工科大学 -実学主義を掲げて-」という新書で、聴講者全員に無料で配布されました。(残念ながら非売品です。)
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