2年生ガイダンスとアドバイザー面談(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
3月28日、まだ新学期には早いのですが2年生向けのガイダンスを行いました。
そうです。本学部も開設からほぼ一年がすぎ、初めての「工学部2年生」が登場することになりました。
2年生の単位の履修に際しての注意など学務関係の説明からスタート。新年度の時間割も配付されましたが、1年生と2年生の2学年分の時間割は初登場です。
引き続き学生生活についての注意事項があり、その後学部長の挨拶。今回のガイダンスは学科別で3ヶ所に分かれて行ったので学部長には3会場を回っていただくことになりました。「初心忘るべからず」(これは世阿弥の言葉だそうです。)1年も過ぎた、と思うかもう1年過ぎた、と思うかにもよりますが、学び始めた最初の気持ちを折に触れて思い返すことは大切ですね。
教養学環からは佐渡島のトキの保護活動などのボランティア活動を単位認定する「サービスラーニング」、合宿形式の体育授業、海外研修など、本学のユニークな授業についての説明が。
3年前期に予定されているコーオプ実習の詳細や、その後の卒業研究を行う研究室の配属方法の説明、そして大学院の設置計画など将来についての情報もありました。
ガイダンスに引き続き、これも本学の特徴的な制度であるアドバイザー教員による面談が行われました。
アドバイザー教員とは高校での「担任の先生」のイメージに近いでしょうか。ただし担当する学生数は10人~15人程度と少人数で学生さんが研究室に配属するまで同じ教員が学生のサポートに当たります。
私も自分の研究室で担当の学生さんたちと面談を行いました。1年間で修得した単位の数を確認し、2年前期の目標をたてます。GPA(これは全学科の平均の成績表す数値です)も確認します。成績の上がった人、下がった人、成績の変化を比較できるのもこれがはじめてです。
ほとんどの学生さんが前期から後期になって授業が難しくなったと感じている様です。そして、何人かから「今までの勉強のやり方が通用しなくなってきた」という言葉を聞いたのがとても印象的でした。「通用しない」ということ自体は困ったことですが、これは高校の勉強とはちがう、大学ならではの学習方法を身につけようとしている、ということでもあるのです。大学での学修を通じて、自ら学ぶ姿勢が確実に育っている証拠だ、と本人達の苦労とは別に、これはうれしいことだと感じたのでした。
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