保護者懇談会が開かれました(江頭教授)
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先の土曜日と日曜日、本学の厚生棟(写真の建物です)で保護者懇談会が開かれました。対象者は2年生以上の学生なので、我々工学部応用化学科は今回初めてこの懇談会を行うこととなりました。
以前にもご紹介したとおり、本学の保護者懇談会は地方都市でも行われますが、それらに先駆けて今回は八王子キャンパスでの懇談会です。これは、学生の家族の方で東京近郊に在住の方々が大学を訪れ、学科の教員と学生の成績などについて話をする場です。面談にはご家族の方だけが参加する場合もありますが、半数ぐらいの方は学生さんと一緒に面談をされていました。地方都市での懇談会は学生さんは参加できないので、学内会場ならではの光景と言えるでしょう。また、他学部では就職をメインとした相談も行われますが、工学部ではまだその段階ではありません。
さて、以下は私の個人的な意見です。この保護者懇談会という名称はどうでしょうか?
定義にこだわると「20歳以上の学生には保護者はいないのでは?」という疑問が沸いてきます。2年生の学生諸君なら一部は20歳になっているはず。成年に保護者?成年後見人ですか?
もちろん、学生さんの家族の方と話す機会がなくて良いとは思いません。例えば会社とその社員のケースを考えましょう。通常、会社と家族の間に直接的なコンタクトはありません。でも、極端な話、「社員が海外の勤務先でテロにあった!」などというケースでは会社は家族を支えるよう務めますよね。
大学の学生は、同時に家では家族の一員なのですから、その人にかかわる問題で家族の方々と大学とが協力することが必要になる可能性は常にあるのです。一人の人間を囲む二つの集団として機会をみてコンタクトをとるのは良いことだと言えるでしょう。
今のところ具体例はありませんが、学生さんが結婚しているケースも考えられます。その場合は保護者懇談会ではなくて配偶者懇談会になるのでしょうか?
まあ、家族懇談会くらいが良さそうです。
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