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 「アドバイザー制度委員会」が開催されました。(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 「アドバイザー制度委員会」といっても皆さん、何のことかわからないですよね。実は本学の学生も知らないと思います。

 本学のアドバイザー制度についてはこのブログでも何回か触れています。(ここここ。)アドバイザー教員とは、高校生視点では大学1年~3年の間の担任の先生、大学卒業生視点なら研究室配属まえの指導教官、とでもいうべき存在です。大学に入ってから研究室に所属するまでの期間は学生にとって大学での居場所を見失いやすい危ない期間でもあります。本学では学生諸君に安全にこの期間を乗り切ってもらおう、という考えからアドバイザー制度を設けています。

 さて、「アドバイザー制度委員会」です。これはアドバイザーの制度が順調に運用されているか、もっと工夫できることはないか、学生へのサポートをより効果的にするにはどうしたらよいか、を考える委員会です。学長主催の委員会で軽部学長が自ら参加し、本学の八王子キャンパスと蒲田キャンパス、二つのキャンパスを繋いだテレビ会議で全ての学部の学生委員長が参加するかたちで行われます。八王子キャンパスの会議は写真の本部棟で行われました。

 さて、今回のアドバイザー委員会では新たな制度の導入が提案されました。

Photo

 が、このブログに書いてオープンにするのはまだ早いですね。

 ただ、制度改革の方向性は先に述べた「危ない期間」をより安全にするためのものです。大学という自由度の高いシステムの中で、学生は自由であると当時にコミュニティーから切り離された孤独な存在にもなり得る。その状態を個人の自立心と気概でのりきれ、というのは個人主義の称揚だと思われていますが、実際には不合理な根性論なのかも知れません。

 と、難しい話はともかく、学生支援の新しい制度について紹介できる日を楽しみにしています。

江頭 靖幸

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