八王子キャンパス内の遊歩道を歩いてみた(西尾教授)
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東京工科大学のキャンパスは八王子と蒲田の2箇所にありますが,工学部応用化学科は八王子の方にあります.2つのキャンパスの共通点は立派な建造物ですが,敢えて違いに目を向けると,それは自然の豊かさだと思います.(もちろん,八王子の方が豊かです.) 八王子キャンパスの南側 (斜面の上側) には広大な雑木林があり,遊歩道が整備されています.この遊歩道はキャンパスマップにも載っていないので,知っている人は意外と少ない様です.先日,自分で遊歩道を踏破(?)してみましたので,その時に撮影した写真を使って紹介していきます.
キャンパス中央のタイル貼りの大通りを上り,更に右手進んで行くと,遊歩道の西側の出入り口に到達します.遊歩道の幅は1m程度と狭いものの,歩きやすい路面に整備されています.
入口には注意事項が記された看板があります.火気厳禁は当然の事ですが,「マムシに注意」の赤字が,単独行動者の緊張感を高めます.
少し進むと,小さな休憩小屋のある,雰囲気の良い広場に出ます.しかし,その先に急坂が待ち受けています.
このあたりは,東西に連なる多摩丘陵の一部ですが,穏やかな名前とは裏腹に,尾根に出るまで急登しなければならない事が多々あります.
しかし,一旦尾根に出た後は,東に向かって比較的平坦な道となります.進路の左手にあるキャンパスの施設は木々に隠れ,豊かな自然公園の中を独りで歩いている状態が続きます.
そのうち,八王子バイパスを通行する車の音が聞こえ始め,道の先に住宅街が姿を現します.
道なりに曲がり,北に進路をとった後は樹木が少なくなり,視界が開けました.日差しが強いものの,気持ちの良い風を感じながら穏やかなピークを2つ超えます.
その後は一気に下り,テニスコート脇のゴールに到達します.ここまで誰一人として出会わなかったのは,たまたまではないと思います.
今回の散策では,GPSを利用して歩行ルートを記録してみました.その結果が下の写真ですが,全行程が林の中であることがわかっていただけると思います.これも,八王子キャンパスの魅力の一つでしょう.機会があれば,マムシに注意しつつ,道のり850m・平均標高約200mの気持ちの良い散策を楽しんでみては如何でしょうか.
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