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もう六月、前期の授業も折り返し点に(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 今週から6月に入りました。4月に始まった授業も回を重ねてすでに折り返し点にきています。

 例えば、私が関わっている授業の「サステイナブル工学基礎」ですが、本日(2016年6月3日)の授業が第8回目となります。大学の授業は15回ですから、今回が中間点となるわけです。授業の内容もそれを反映して今回は今までの授業を振り返って各自がこれまでの授業で学習した内容をまとめたワークシートを作成して提出する予定です。他の授業でも同様なまとめの授業や中間試験が予定されています。

 と、言うような話を家族に話したところ「えっ、もう半分なの?」というような反応が。そういえば1年が前期・後期に分かれていて、その半分が過ぎた、といえば1年の四分の1が過ぎたことになります。イメージとしてはひとつの「四半期」が終わったことになるのですが、通常「四半期」は3ヶ月のことで1ヶ月ほど短いと思われたのでしょう。

 そういえば世間的には大学生は休みが多い、というイメージを持たれているではないでしょうか。

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  さて、大学の授業は一つの学期で15回、それに2週間のテスト期間を加えて17週間で1学期です。これが前期と後期の2回あるわけですから17×2=34週間が大学の授業期間ということになります。

 1年は約52週間ですから大学に通う必要があるのは約3分の2、という計算になります。通常3ヶ月の「四半期」ですが、大学ではその3分の2の2ヶ月で前期の折り返しにくる。なるほど大学生には時間的な余裕がありそうです。

 もっとも社会人にも休みの日もあれば有給休暇だってあります。国民の休日は16日、有給休暇は職場によって違いますが15日程度(それが消化されているか、という問題もあるのですが...。)社会人にも合計で31日程度の休みがあります。一週間のうち授業があるのは5日間ですから、これで約6週間分。大学生の休みが約18週分ですから「大学生は社会人の3倍の休日がある。」といったところでしょうか。

 授業がある期間、学生諸君は毎日の授業の予習と復習で本当に多忙です。休みの期間を利用して充分に休養を取ってリフレッシュしてもらいたいところです。その上で自由になる時間を有意義に過ごしてほしいですね。

江頭 靖幸

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