出前実験を行ってきました(西尾教授)
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6月25日に,逗子開成中学校・高等学校で開催している「土曜講座」を担当し,「虹色を出すめっきの実験」を実施してきました.昨年度に続いて2回目の実施となりましたが,アルミニウムの表面を電気化学的に酸化し,続いてめっきを行い,1枚のアルミニウム板に様々な干渉色(構造色)を出す実験です.これは首都大学東京の益田秀樹教授が開発したもので,東京化学同人「現代化学」の1997年1月号に掲載されています.
定員20名に対して希望者が多かったので,事前に抽選を行ったとの事でした.参加してくれた学生は中学生が多く,はじめにスライドを用いて原理を説明した内容は,少し難しかったかもしれません.しかし,いざ実験が始まると,皆さん興味津々で真剣に取り組んでいました.化学教育の一端を担う者として,若い学生に化学を楽しんでもらう機会を頂いた事に,改めて感謝しています.
この実験は,今年度の8/7(日),8/28(日)のオープンキャンパスでも実施する予定です.また,1回の実験で対応できる人数は約20名までですが,今回の様に出張する事もできます.興味がありましたら,大学の広報部まで是非お問い合わせください.
逗子開成中学校・高等学校は逗子海岸に非常に近いので,今回は実験の後に海岸まで出てみました.しかし,当日は浜風が凄まじく,砂が舞い上がって顔を直撃する状態でした.急いで,実験で使用した保護眼鏡を着用して事なきを得ました.
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