期末試験の今昔(江頭教授)
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東京工科大学は現在、期末試験中です。
期末試験は7月29日の金曜日からスタート。この日は例年よりずっと遅い梅雨明けの翌日で、夏の始まりとともに試験が開始されました。暑さの中で試験スタートとは気の毒に、と思ったのですが、最近は冷房完備の部屋での期末試験ですから暑さそのものはあまり関係がありませんね。
などと他の先生たちと話していたのですが、そう言えば昔はこの時期に試験をやっていなかったのでは、という話に。昔は7月の中頃から下旬に夏休みがスタート(これは高校と同じ時期)、休み明けの9月に少しだけ授業をしたあとに期末試験、という日程が普通だったと思います。教室に冷房の無い時代(そう、そいう時代があったのです!)夏の暑い盛りに試験をやるのは不可能、というか夏休みの本来の存在理由は暑さを避けることでした。
さて、本日(8月1日の月曜日)も試験監督をしたのですが、その際に気づいたのは腕時計のことです。
私が学生の頃にはほとんどの学生は腕時計をしていたものですが、何時の頃からか、そう、多くの学生が携帯電話を持つようになってから腕時計を持っていない学生が目立つようになりました。携帯電話を文字通り常に携帯しているので、時間が知りたければ携帯電話でチェックすれば良い、という訳です。
しかし、初期の携帯電話にも計算機能や辞書機能、簡単な検索機能もあったので、試験中に携帯電話を持ち出すことは許可されませんでした。共通1次試験、もとい、センター試験はその典型で、試験の際、机上におけるのは「時計機能のみ」の時計だけ、とされています。
本学の期末試験では持ち込み可能なものは試験によって決まっています。計算機のみ可、教科書持ち込み可、すべて不可などいろいろですが、さすがに携帯(今ならスマートフォンですね)持ち込み可、という試験は無さそうです。
高校生の皆さんはセンター試験の受験に際して「時計機能のみ」の時計を準備すると思います。その際、どんな時計にするかは、大学に入っても使う必要があることを意識して選ぶと良いでしょう。
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