冬休みの八王子キャンパスに発電機が登場(江頭教授)
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東京工科大学はもう冬休み、という話題は先日のブログで紹介しましたが、この写真は休みに入る直前の八王子キャンパス。我々、応用化学科が所属する片柳研究棟の前で撮った写真です。
なにやら四角いものがいくつか。同じようなものがトラックの荷台にも載っていますし、近くには電気工事会社のバンもあります。一体何だと思いますか?
この大きな四角い箱型のもの、じつは発電機です。なんでこんなものが?八王子キャンパスにはちゃんと電気が来ています。それどころか研究棟の地下には自家発電の施設まであります。(「サステイナブル工学基礎」の授業の一環としてこの施設の見学を行いました。詳しくはこちらに。)
ええ、「自家発電の施設がある」というところがポイントです。
24時間、連続運転している自家発電施設ですがたまには点検も必要です。冬休みに入ってお正月まえのこの時期に発電施設の点検を行うため、一旦キャンパスの電源を落とすのです。したがって八王子キャンパスの中は停電になります。
休みで誰も居ないなら停電しても大丈夫?たしかに大部分はそれで済むのですが大学の研究室、とくに化学系や生物系の研究室ではそれで済まないものもあります。生物のサンプルや試薬を冷蔵庫で保管している場合、停電で温度が上がってサンプルがだめになってしまったり、試薬が蒸発して漏れ出す危険さえあります。
そこで写真の発電装置の出番です。片柳研究棟の前に置かれた発電機からは長いコードがつながっていて、それぞれの研究室の停止できない装置に接続されています。発電施設の点検が終わるまでの二日間、それがこの臨時の発電装置の出番です。
さて、このブログの更新も今年は今日が最後となります。(明日は土曜日なのでお休みです。)
皆さんよいお年をお迎えください。
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