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「安全工学」の講義 番外編 浜松医科大学で講演をしてきました(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

2年生の講義「安全工学」担当の片桐です。

12月5日に浜松医科大学で「安全」の講演をしてきました。

私の本職は「有機化学」ですが、最近は「安全」の講演依頼がよく来ます。これってどうなの?…。

今回は「大学や企業の研究施設におけるリスクアセスメント」のお話をしてきました。対象は学生さん、大学教員、職員にくわえ、今回は静岡県医師会の講習の一環だったそうで、産業医の方も来られたようです。

正直、医学部や医療関係の方への講演は初めてでしたので、話の焦点がぼけていないか心配です。

Fig

講演内容は、このブログで前に述べている(2016.11.2、他)もの、本学でも行っている化学物質リスクアセスメントの実施・工夫に関するものです。

1.法律は少品種大量の安全を意識しているけども大学や研究施設では多品種少量を扱うため、リスクアセスメントの実施は工夫しなければならない。

2.大学では、安全管理ではなく安全推進の立場で進めなければならない。

の2点を強調しました。うまくメッセージが伝わったか、不安です。

私としては、講演の前に先方の理事(総括労働安全衛生管理者)の方や、事務局の方の本音のお話や悩みや課題(要するに愚痴)をお聞きできたことが何よりの収穫でした。私の方も資料として残るスライド()は穏当なものでしたが、しゃべりはかなりぶっちゃけてしまいました。

講演会が浜松医科大学のWeb Pageにのりました。https://www.hama-med.ac.jp/topics/2016/20008.html

駅ビルのレストランで「浜松餃子」を食べてきました。おいしゅうございました。

片桐 利真

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