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安全巡視のこと(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 「安全巡視」とは大学や企業において現場の安全にたいする取り組みの状況をチェックするためのパトロールのことです。応用化学科が所属する本学の工学部では月に1回、この安全巡視を行っています。

 11月30日の工学部安全巡視は応用化学科が対象となりました。九つの研究室と学生実験室とがあるのですが、今回はそのうち三つの研究室を対象として、大山工学部長、山下応用化学科学科長、そして安全委員の片桐教授が研究室を回り、現場を見ながら安全上の問題点が無いか、チェックをしてゆきます。

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 各研究室では担当者と一緒に室内を見ながらいろいろな問題点をチェックしてゆきます。この行程は単に問題点の指摘だけが目的ではありません。安全対策に完璧という状態はないわけで、完璧な状態に向けて改善をつづけることが大切です。明かな問題点以外にも、改善した方が良い点、具体的な対策の方法などを相談しながら巡視をすすめてゆきます。

 巡視のなかで、問題点や注意点があればこれを写真に撮って記録を作成し、学部全体の会議で紹介し、他の研究室のメンバーにも注意を促します。

 本学の研究室をより安全な場所として、学生の皆さんに有意義な研究を行ってもらうために、我々はこのような活動を継続して行っています。

江頭 靖幸

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