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「安全工学」の講義 第14回 環境への配慮(2) ゴミの分類はローカルルールで(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

2年生の選択必修の講義「安全工学」の担当の片桐です。

このブログのシリーズでは、安全工学という講義の中でお話しした内容について、片桐の個人的な意見を述べていきます。

 ゴミの分類は市町村や事業所で異なります。八王子市のゴミの分類は細かく、しかも各家庭にそれぞれのゴミの収集日を記載したカレンダーを配布し、その指導・実施を徹底しています。大学のゴミの分類も大学により異なります。そのため、他市町村へと引っ越すと、新しいゴミの排出ルールに戸惑います。

 一般ゴミの処理は、市町村(地方自治体)の責任で行われます。そのため、自治体により分類は異なります。まだ、グローバルなルールはなく、全てローカルなルールです。また、このルールは社会情勢によってしばしば変更されるために…「あ〜、ややこしい(怒)」ですね。廃棄物の法律は全国共通で同じなのに、その運用はTPOに応じて異なることを知っておきましょう。

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 八王子市などでは粗大ゴミには処理料金を払う必要があります。廃棄する前に市の電話などで担当者に連絡し、その粗大ゴミの種類や大きさから処理料金を見積もってもらい、コンビニなどで料金を支払いその料金シールを粗大ゴミに貼って、指定された日にゴミを出さなければなりません。詳しくは八王子市のWeb Pageをご確認ください(http://www.city.hachioji.tokyo.jp/gomi/024818.html)。

 東大阪市では、八王子市と同様に電話などで申し込みます。しかし、料金は1回に10点までなら無料だそうです(http://www.city.higashiosaka.lg.jp/0000000090.html)。でも申し込みから引き取りまで半月近くかかるそうです。一方、引っ越しなどで大量に廃棄する時は東大阪市でも有料だそうです。東大阪市は裕福なのか、それとも有料だと何か問題が発生するのか…。やはり地域により対応は異なるようですね。

片桐 利真

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