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「安全工学」の講義 第12回 機械の安全(6) 回転巻き込み(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

2年生の選択必修の講義「安全工学」の担当の片桐です。

このブログのシリーズでは、安全工学という講義の中でお話しした内容について、片桐の個人的な意見を述べていきます。

 扇風機へのいたずら、やったことがない人は少ないでしょう。扇風機の前で「ワレワレハウチュウジンダ」とかは害がないのですが、指を突っ込んで止める遊びは危険です。こんな馬鹿なことをする子供がいるから、扇風機の羽は鳥かごのような檻に覆われています。

 私も小学生の頃、ビニールひもで作った吹き流しで扇風機の周りの風の流れを視覚的に見ていたことがありました。あるとき、後ろ側から吹き流しを近づけるとビニールひもが檻の中に吸い込まれ羽に巻き込まれ…。おふくろにえらく怒られました。

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 今回、レポートに機械の危険の体験例を上げてもらったところ、扇風機へのいたずらが,結構多数ありました。他には、髪の毛がおもちゃのプラレールに巻き込まれたケースや、ドライヤーの吸入口に吸い込まれこげてしまった例など、結構巻き込まれ事故は我々の生活の中にもあるようです。

 自転車のペダルや車輪への巻き込まれもよくあるようです。後ろ補助座席の子供の足が巻き込まれそうになっているのをしばしば見かけます。私も、ハンドルに引っ掛けていたビニール傘がハンドルを切った時に前輪に巻き込まれ,自転車を壊してしまったことがあります。

 基本的には回転体は危険です。カバーのないものや不十分なものには十分に注意しましょう。

 図は今回のレポートで大変印象に残った挿絵をそのまま転載したものです。

片桐 利真

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