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「安全工学」の講義 第15回 災害から身を守る(1) 危惧される大規模災害1 地震に備える(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

2年生の選択必修の講義「安全工学」の担当の片桐です。

このブログのシリーズでは、安全工学という講義の中でお話しした内容について、片桐の個人的な意見を述べていきます。

 地震が頻発しています。地震は(まだ)予知できません。だから、その対策は防止対策ではなく局限対策になります。

 皆さんは家や下宿に3日分の非常食、飲料水を確保していますか?。してない人は、すぐに確保してください。特に飲料水は1人1日3Lを確保しておきましょう。この量は、夏場はもっと大きくなります。食品は調理のための電気やガスが使えないことを前提で、品物を選びましょう。

 緊急時の避難場所を把握していますか?。昼間、大学にいる場合は、東京工科大学は広域避難所です。比較的安全な場所です。発災時は安全が確認できるまで、大学にとどまりましょう。自宅や下宿の場合は自宅のそばの避難所(小学校)などを調べておきましょう。その際、その場所が地震に伴う土砂災害のおそれはないか、津波などによる被災の怖れはないかも調べておきましょう。

 避難する時は、緊急避難グッズの他に十分な衣類を持って行きましょう。毛布は配られるかもしれませんが、十分ではないかもしれません。特にこれから冬場にむかって、避難できても風邪をひいてしまっては被害を受けることになります。3.11の時、北関東の大学では、建物の避難後に安全確認が終わるまでの数時間のあいだ、学生や先生は寒風吹くグランドで待機させられて、風邪を引いてしまった学生も多くおられたようです。

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 遠距離の帰宅が必要な方は、足元の準備も必要です。普段はおしゃれな靴もよろしいのですが、いざという時のために丈夫なスニーカーを1足、ロッカーに入れておきましょう。

 日本は地震国です。地震の被害から逃れることはできません。しかし、地震の被害はその準備を行っていれば最少に抑えることができます。準備をしましょう。そして、安全はTPOを考慮しなければなりません。「東京防災」のようなマニュアル(ブログ2016.7.29)などを参考にして、自分の状況にあわせた準備をしてください。どのような準備をすれば良いのか、それを一番良く知っているのはあなたです。そして、その準備にこの安全工学で習った知識と獲得した力を使ってください。

片桐 利真

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