東京工科大学 工学部 応用化学科 ブログ

東京工科大学 工学部 応用化学科 ブログ 東京工科大学

« 「安全工学」の講義 第15回 災害から身を守る(3) 危惧される大規模災害3 パンデミック(片桐教授) | トップページ | ロボット、AI、そして未来のイメージ(江頭教授) »

授業のお供、ペットボトル?(江頭教授)

2017.01.20 日記 コラム つぶやき | 固定リンク 投稿者: tut_staff

 最近はどうなっているか知らないのですが、小中学校、それに高校のころまでは「教室では飲食禁止」だったと思います。「食」はずっと禁止でしょうが、大学の授業での「飲」についてはグレーゾーン、というかケースバイケースでしょう。

 私の場合、「授業の際の飲み物」にとくに疑問を感じてはいないのですが、それ以前に「皆、良く飲み物を持ち歩いているなあ」という、ある種驚きの感覚があります。

 今は授業に出ることはなく、もっぱら授業で話す方なのですが途中で「何か飲みたい」と思うことはありません。研究室でコーヒー、ということはありますがわざわざ買ってまで何かを飲むことはすくないですね。なんかもったいない気もしますから。

 さて、全国清涼飲料工業会のWEBサイトでは以下の様なデータが公開されていました。

K05_02_a

 これは1人あたりの飲料の年間消費量ですが、最近は160L程度になっています。一日平均なら500mL弱でしょうか。毎日PETボトル1本分くらいを消費しているわけです。

 同じく全国清涼飲料工業会が公開しているデータによれば、2015年、容器別では70.9%がPETボトルとなっているといいます。

 そう言えば、私が学生だったころにはPETボトル入りの飲料はまだ珍しかったように思います。アルミ缶、スチール缶、それにビン入り飲料だったでしょうか。考えてみると、どれもフタのできない容器ですね。一度開けると飲みきってしまう必要があるので、授業に持ち込むには少しやっかいだったのかも知れません。PETボトルの飲料が増えたので水筒代わりに持ち運ぶことが容易になった、という側面もあるでしょう。素材の変化がライフスタイルに影響を与えている、というのはオーバーでしょうか。

「そう言えば、自分も映画を見るときはコーヒーを買って入っているなあ。あれは眠気覚ましの意味もあるよね。

 あっ、学生が持っている飲料って実はコーヒーなのでは...?」

江頭 靖幸

« 「安全工学」の講義 第15回 災害から身を守る(3) 危惧される大規模災害3 パンデミック(片桐教授) | トップページ | ロボット、AI、そして未来のイメージ(江頭教授) »

「日記 コラム つぶやき」カテゴリの記事

  • 人間はサステイナブルか?(江頭教授)(2018.04.23)
  • マンガン団塊の世代?(江頭教授)(2018.04.10)
  • AIに愛はあるのか?...すぐそこにある恐怖(片桐教授)(2018.04.12)
  • 「団塊」の英訳は"nodule"ですが「団塊の世代」の英訳は?(江頭教授)(2018.04.09)
  • pythonとSPAM (江頭教授)(2018.03.23)
2018年4月
日 月 火 水 木 金 土
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

  • お知らせ
  • イベント
  • コーオプ教育
  • 先端研究
  • 入試・入学
  • 在学生向け
  • 基礎講座
  • 授業・学生生活
  • 推薦図書
  • 施設・設備紹介
  • 日記 コラム つぶやき
  • 書評
  • 研究テーマ紹介
  • 解説

最近の記事

  • 人間はサステイナブルか?(江頭教授)
  • 新入生の歓迎会(学部交流会)を行いました。(江頭教授)
  • 一年生、二年生対象、「工学部 特別講演会」を開催しました。(江頭教授)
  • 未来のエネルギー源は再生可能エネルギーか(江頭教授)
  • 核融合は未来のエネルギー源か(江頭教授)
  • 教科書「サステイナブル工学基礎」(江頭教授)
  • 本年度第一回目の「全学教職員会」が開催されました(江頭教授)
  • AIに愛はあるのか?...すぐそこにある恐怖(片桐教授)
  • マンガン団塊の今(江頭教授)
  • マンガン団塊の世代?(江頭教授)
 
(C)Tokyo University of Technology All rights reserved.