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危険物取扱者の資格を取ろう-3 イントロ-3受験の手続き(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

 このシリーズはこの夏の受験により危険物取扱者の資格を目指す学生さんを対象にしたレクチャーをします。

 さて、在学中に受験する場合は、15単位の単位取得証明書が必要です。これは、その科目を「化学」と教授会で認定し、大学事務でその証明書を作成しますので、少し時間がかかります。受験希望者は申し込みの3ヶ月くらい前に担当の先生にご相談ください。

 電子申請の制度もありますが、在学生の皆さんは証明書が必要ですので、書面申請を行うことになります。郵送で必要書類を送ることになります。

 必要書類は東京都の場合は消防試験研究センターの中央試験センター、他の道府県なら、その道府県の試験センターに請求します。受験地で選んでください。試験手数料は5000円です。詳しくはセンターのweb pageを見てください。

https://www.shoubo-shiken.or.jp/kikenbutsu/index.html

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 試験はマークシート方式です。2時間半の試験です。

 科目は「危険物に関する法令(15問)」、「物理学及び化学(10問)」、「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(20問)の3科目で、合格の基準は各科目60%以上です。

 合格に必要な勉強時間はよく48時間と言われています。これはだらだら勉強ではダメです。集中した48時間ですから、1日4時間で2週間になります。けっこうきついかもしれません。合格率はだいたい3割くらいですね。

 ここまで3回のブログを読んで、受けてみようかという気になった人は、本屋で試験のテキストを購入し、一回通りは読んでみてください。私が手元においているのは

中野裕史「受かる甲種危険物取扱者試験」電気書院(2012)

です。

片桐 利真

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