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春のロッカー(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 高校生の皆さんには想像し難いかも知れませんが、大学に入ると「クラス」というものがありません。もっと言うとクラスルーム、というか自分の教室というものがないのです。自分の机というものもありません。研究室に所属するとそこに居場所ができるのですが、これは4年あるいは3年からのことで、入学して2~3年ほどの期間、学制諸君は科目ごとに指定された時間に指定された場所で授業を受けるだけで、基本的に大学内に自分のスペースというものは無い状態です。

 それでも別に困らないのですが、ひとつだけ問題になるのは荷物のことです。大学でも体育実技の授業がありますから体操服や運動靴が必要になります。それに応用化学の学生さんには実験もあるので白衣が必要になりますね。これらはかさばる一方で予習にも復習にも使わないものですから、大学に置いておくのが合理的です。これはばかりは自分の場所がないと不便です。

 という事で、本学では教室前の廊下や階段の踊り場などのスペースにロッカーをおいています。

Fig

 ちょうど高校や中学の教室の外にロッカーが置かれているのと同じような光景になるのですが、先ほど書いたようにクラスの教室というものが決まっていないので誰がどのロッカーを使うかわからない、という状態になっています。そこで本学では学制諸君が各自で申込をして順番に空いているロッカーを割り振る、という仕組みになっています。ロッカーを使いたい、と思ったら申込をしますが、どの場所のロッカーになるかは運次第、という訳です。もちろんロッカーが要らない、という学生さんは申込をする必要はありません。

 ということで、春はロッカーの入替の時期になります。4月に新入生がロッカーの申込をする一方で、すでに使わなくなった学生諸君はロッカーを返却することになります。具体的にはロッカーの中を片付けて完全に空にし、ロッカーの鍵を返却することになります。

 実はロッカーを借りる際に鍵の保証金として数百円程度の現金を預けることになっています。期限を過ぎてロッカーを返却する際に鍵を返却すればそのお金は戻ってきますが、返し忘れると没収される、というルールです。要するに、鍵を新しいものに交換するための費用をあらかじめ預かっておいて、鍵が返却されればそのお金を返す、という仕組みですね。

江頭 靖幸

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