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新入生歓迎して講演会を開催しました。(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 この4月から本学工学部は第3期生となる新入生を迎えました。入学式とガイダンスを経て、今週の月曜日(4月10日)から講義がスタートしましたが、新入生を迎えるイベントとして4月12日には講演会を開催しました。

 この4月より、本学の片柳研究所にCMC(セラミック複合材料)の研究センターが開設されましたが、今回の講演会はそのセンター長として赴任された香川豊先生に御講演を頂きました。

 会場は片柳研究棟の地下大ホール。工学部の新入生、そして2年生を加えて約600人、広いホールがほぼ満席となっての講演会となりました。

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 さて、講演の内容ですが、前半は飛行機のジェットエンジンを具体例として軽くて高温に耐える、しかしもろくて壊れやすいセラミックスを如何にして実用可能な材料とするか、その原理を1年生にも分かり易いようにお話していただきました。「小さく壊して大きく壊さない」コンセプトを、具体例として土に稲わらで造った縄(繊維)が埋め込まれた土壁つかって紹介するなど身近で想像しやすいものを使った説明で、さすがに話し慣れている人は違うな、と感じました。

 また、講演の後半には新入生歓迎、という位置づけから、大学、特に大学の工学部に入学した新入生へのメッセージをお話しいただきました。工学部で学ぶことの意味を考えること、正解のない問題を解くこと、など。入学式の際の池内了先生のお話にも相通じる内容で新入生諸君にも考えるきっかけを与えたのではないかと思います。

江頭 靖幸

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