« 新入生歓迎して講演会を開催しました。(江頭教授) | トップページ | クオーター開講の授業のこと(江頭教授) »

新入生学部交流会のこと(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 4月は新年度の始まり、ということでいろいろと新しい事を始める季節です。特に大学に入りたての新入生にとっては何もかも新しい事だらけの時期。大きな期待を胸に新鮮な驚きを感じながら日々を過ごしてもらいたいと思っています。

 しかし、その一方で新しい事、新しい環境には不安もつきものです。特に今までの友達と離れて新しい学校に入学した新入生諸君の不安は期待と同じように大きいものでしょう。

 そう考えてか、本学には「新入生学部交流会」という制度があります。これは4月の入学式早々に新入生が互いに、あるいは先輩たち、教員と交流できるイベントを行う、というものです。要するにイベントの機会を利用して早く友達を作ってください、という企画です。

 具体的な実施内容は各教員がアドバイザーとして対応する少人数のグループ単位で企画する事になっています。実施方法は各学部、各学科、各アドバイザーで自由に決めることができ、実施にあたっては簡単な食事ができる程度の予算も支給されます。

 この「新入生学部交流会」、我々工学部ではこの二年ほど各学科で2年生が中心となって新入生を歓迎するパーティーを開催することとなっています。

 今年も4月12日、本学の厚生棟という建物にある三つの大きな学生食堂の部屋を借り切って新入生歓迎会を実施しました。

Fig_2

新入生学部交流会の場をかりて「学部長賞」の授与式も行われました。対象は2年生ですが、1年生後期のグループワークの授業「コーオプ演習Ⅰ」での発表が評価対象です。新一年生も来年、ここで表彰されるように努力して欲しいところです。

 実は同じ4月12日、工学部では香川豊先生の講演会を行っています。新1年生と2年生はまず講演を聴き、その後で食堂に向かってパーティーという段取りです。

 パーティーの内容は二年生が企画してくれました。ビンゴ大会やグループ作りのゲームなど、昨年にはなかった企画も昨年同様、盛り上がっていました。

 昨年は歓迎される側だった二年生が今年は歓迎する側として新入生に何かと気を遣っている様子。成長というとオーバーですが、一年間で本学になじんでくれた事をうれしく思うと共に、新一年生も来年には、いえなるべく早く先輩と同じようになじんでくれることを期待しています。

 本学工学部は開設から3年目と誕生間もない学部ですが、すでに「学部の伝統」が作られ始めている、と思うと教員としては感慨深いものがありました。

江頭 靖幸

« 新入生歓迎して講演会を開催しました。(江頭教授) | トップページ | クオーター開講の授業のこと(江頭教授) »

イベント」カテゴリの記事