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サステイナブル工学基礎 学内施設見学(2017年度)(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 本学の工学部が掲げる「サステイナブル工学」、その最初の授業として本学2年生が履修している授業が「サステイナブル工学基礎」です。本年四月からは2016年度入学の第2期生が受講を始め、第2回目の講義が行われています。

 この「サステイナブル工学基礎」で行われるのが学内施設の見学。工学部三学科が代わる代わる学内のサステイナブル工学に関係の深い施設を見学します。5月29日には我々応用化学科の見学が行われました。

 見学は、まず「スマートハウス実習棟」という専門学校の施設からスタート。太陽電池が乗っている建物です。太陽電池パネルで電力すること、建物の断熱性を高めて冷暖房の必要エネルギーを削減すること、地中にたまった熱を熱源として用いることで消費エネルギー以上の暖房効果を実現すること、などいろいろな家庭向けエネルギー関連技術の設備があり、その運用や施工方法を学ぶ場所となっています。

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 写真の手前に写っているのは太陽電池パネルの設置工事を実習するための模擬屋根。瓦葺き屋根を始め三種類の屋根の一部が再現されています。

 次の施設はエネルギー関係。

 本学には自家発電のシステムがあり、発電に際して生じる廃熱を利用することで全体効率を高めていることは昨年の記事でも紹介しました。

本学の空調施設には実は3台の大型発電機が設置されています。この発電機で燃料の約30%のエネルギーを電気に変えて大学の建物に供給し、残った熱を空調施設で利用することでさらに30%のエネルギーを有効に使っています。全体では60%程度という非常に高い効率が達成されています。

これは昨年の記事からの引用ですが、もちろん今年も同じ性能が達成されている訳ですね。

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 さて、最後の見学は廃棄物の集積所。普段見ることはありませんが、学内でゴミ箱に入れられたものが収集され業者に引き渡される場所です。

 今回印象的だったのは集積所の段階では空き缶とペットボトルが一緒に処理されている、という点でした。ということでした。ゴミ箱に集める段階では分別されていますが、集積所から業者に引き渡す際には両者を一緒にしている、というのです。考えてみれば缶とペットボトルは比重が大きく異なっていますから、分離するのは容易なのでしょう。(これは本学での扱いについて述べたものですから、必ずしも一般的ではありません。ゴミの分別方法については施設ごとの方針に従うようにしてください。)

江頭 靖幸

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