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第1期(クォーター制)本日終了です。(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 4月にスタートした新年度、従来の前期後期の学期制なら今頃は「前期も半分過ぎて折り返し点です」ということになるでしょう。実際、本学科の1、2年生にとってはその通り。気を引き締めて前期残りの期間を充実させましょう。

 ただ、応用化学科の3年前期の授業はクォーター制で行われています。クォーター制とは前期を第1期、第2期の二期に分けて行うもの。本来は1年を4期に分けて行うものですが、本学のクォーター制は前期後期制の一方の期を二つの分ける、やや変則的な制度です。(ハーフ・アンド・ダブルクォーター制とでもいうのでしょうか?)

 でも、なんでこんな制度に?

 これは本学工学部の教育の重点の一つ、コーオプ実習制度に対応したものです。すべての学生が企業で8週間の実習教育を受ける、というのがこの制度の要点ですが、では前期15週間の残りはどうしているのか?もちろん遊んでいる訳ではなく、授業を受けるのですが、こんどは授業期間は短くなってしまう、という問題があります。

 そこでクォータ制。1週間に受ける授業の科目数は少なくなりますが、一つの科目は原則週2回実施します。(一部2回より多い科目もあります。)半分の科目を倍のスピードですすめるのがクォータ制。そのため、本年度の第1期が今日(6月9日)という早い時期に終了となったわけです。

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 これは私の昔からの持論なのですが、たくさんの科目を半年(本当は15週間なので4か月弱ですが…)かけて学習する今の制度は実は効率が悪いのではないかと思っています。一週間の間にあれもこれも、いろんな科目を学んでちょうど記憶が薄れたころに続きを教えられる。前回の復習に時間を費やすことになる上に、トータルでは間延びしていて授業の全体像が把握しにくいのではないでしょうか。

 集中講義(すべての授業を連続して行い、一科目を2,3日で終了する形態の授業。大学院などで外部の先生に授業をお願いする場合に行われます。)の様に一日に2コマ以上の授業を行うと予習・復習の暇がなくなってしまいますが、例えば一日2~3教科で週5日、3週間を区切りとする10期制(ワンテンス制?)などはどうでしょうか?少ない科目を集中して学習することで効率的に学習できると思うのですが…。

 まあ、ワンテンス制は難しいとしても、今回のクォーター制、3年次前期以外にも広げていってはどうか、私はそう思っています。

江頭 靖幸

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