3年後期授業「サステイナブル工学プロジェクト演習」が開講されました(江頭教授)
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「サステイナブル工学プロジェクト演習」。
長い名前ですね。内容である「サステイナブル工学に関するプロジェクトを行う演習」がそのままタイトルになっている授業です。本学工学部の特徴の一つであるサステイナブル工学に関する教育、その集大成とも言うべき授業がこの「サステイナブル工学プロジェクト演習」で、昨日(9月19日)がその第一回でした。
この授業の学生がグループを作って各グループの「プロジェクト」を実施する、PBL (Project Based Learning) という形式の授業です。1年生後期の「コーオプ演習Ⅰ」をはじめとしてPBL形式の授業はすでに行ってきたのですが、今回の特徴は応用化学、機械工学、電気電子工学の3学科合同で行うことです。各グループに3学科それぞれの学生が参加して自分の専門分野を生かしてグループワークを行うのです。
さて、第一回からグループを組んで...、とはいきません。まずは授業のイントロダクション、そしてプロジェクトで利用するLCA用のソフトウェアを各自のパソコンにインストール。300人以上の学生が参加します。1年生に入学したとき、一緒に購入したはずのノートパソコンですが、これまでの2年半でそれぞれ違う状態になっているのでしょう。ソフトのインストーラーに対して警告メッセージが出て巧くインストールが進まないひとも。そんな学生さんも周りのひとと相談しながら作業を進め、ほとんどの学生さんがLCAソフトのインストールを完了しました。
最後には学生諸君に出欠確認をかねたアンケートを行ってもらいました。
いろいろな意見を書いてもらいましたが、やはり3学科合同授業に関するコメントは目立ちました。「他の学科の人とグループを組むのが楽しみだ」という人がいる一方で「(時間割の異なる)3学科の学生がグループだと授業時間外で集まるのが難しそう」といった不安もある様です。
期待と不安を持ちながらも新しい授業がスタート。これから約三ヶ月、学生諸君がどんなプロジェクトを実施してくれるか楽しみです。
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