スクールバスのこと(江頭教授)
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今日(9月4日)現在、東京工科大学は夏休み、というか前期の授業が終了した後の休み期間中です。休み中、八王子キャンパス内は人影がまばらになって少し寂しい風景ですが、私たち教員にはとっては広いキャンパスを独り占め、少し楽しい期間でもあります。
同様に、八王子駅、八王子みなみ野駅とキャンパスをつなぐスクールバスも教員貸し切り。本数こそ減ってしまいますが、座って大学に行ける、といういつもとは違うバス内の様子を楽しみながら、キャンパスに向かうことができます。
そう思って、今朝もスクールバスのバス停(八王子駅の南口のバスロータリーにあります)に来たところ、なぜか多くの学生さんが行列しています。一見していつもより平均年齢が低めな気がしますが、別にキャンパス見学の高校生というわけでもなさそうです。はて、これは一体?
スクールバスのバス停で待ち行列の整理をしている職員の人に聞いてみると、「今日から専門学校が再開したんですよ。」とのこと。
そうです。東京工科大学の八王子キャンパスは日本工学院八王子専門学校との共有になっています。(ちなみに蒲田キャンパスも東京工科大学と日本工学院専門学校との共有です。)したがって、スクールバスや学内の施設も大学の学生と専門学校の生徒(と、それぞれの教員)が一緒に利用することになっています。
大学の食堂やスクールバスなどは一日のうちでも利用する時間が限られているのですが、そのピークの時間に合わせて施設を準備しなくてはなりません。それ以外の時間はどうしても利用者が減って、利用効率が下がってしまいます。本学のキャンパスの場合、大学と専門学校で若干ピークをずらすことで効率よく施設が運用できる仕組みになっているのです。
スクールバスについて言えば、大学と専門学校の授業終了時間をずらすことで帰りのバスはピークが分散されています。もっとも、行きのバスについては道路の混雑の影響をもろに受けてしまいます。そこで、本学のキャンパスにはそれなりの数のスクールバスが用意されているのです。
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