工学部の就職支援(江頭教授)
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我々応用化学科を含めて、本学工学部は開設から3年目。第一期生は3年生になっています。そろそろ就職活動が気になる頃合い、ということで今回のお題は本学工学部での就職活動支援体制についてです。
まず、強調しておきたいのは、本学部の特徴の一つである「コーオプ教育」。特に、8週間の企業における有給での実務経験を内容とする「コーオプ実習」は学生諸君にとってテクニカルな就職活動以前に、本来の「就職とはなにか」「働くとはどんなことなのか」を具体的に意識してもらう、という意味での本質的な就職支援なのだと自負しています。
この「コーオプ教育」を前提として、それにプラスする形で就職活動支援があります。写真は先日行われた「就職ガイダンス」の様子です。
工学部の就職担当特任講師の安村先生が説明しているスライドの様に、工学部でもいろいろな就職関連のイベントが準備されています。各種の業界研究セミナーや就職関連の模擬試験などが予定されていることが分かると思います。
これらの就職関連イベントの多くは本学工学部では「コーオプ演習Ⅲ」として授業の一環として行われるのですが、中には我々一般教員も立ち会って行うイベントもあります。
「模擬面接」がそれ。学生諸君1人1人に実際の面接と同じような入室から質疑応答、退出までを体験してもらうもので、研究室単位で実施します。模擬面接には、面接に慣れてもらう、という本来の意義の他に、ちょっとした非日常の経験を通じて、就職活動の時期が迫っているという意識を持ってもらうためのイベントとしても機能する、と期待しています。
さて、以上は学部レベルで統一的に行われるイベントですが、実際の就職活動が開始されると、学生1人1人によって違うニーズが出てきます。その頃には研究室の教員によるサポートに加えて専門のスタッフによる学内組織、キャリアサポートセンターによる個別の相談や支援の割合が大きくなっていきます。
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