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京王線の「サスティナ」って何だ?(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 今月の初め頃でしょうか、大学に行く途中、京王八王子に向かう列車に乗り込むと、何かいつもと車内の様子が違います。

 座席がいつもの長いいすではなく、個別のいすになっています。室内の色合いも違って落ち着いた感じ。

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 おっ、これは新しい車輛だな、と思って何か情報がないかと車両番号表示板をみると「sustina」という名前に行き会いました。「サスティナ?これって何だろう。サステイナブルな何かかな?」

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 「J-TREC」「総合車輛製作所」という名前から検索してみましょう。

 こちらのページにSustinaのコンセプトが端的に示されていました。「サスティナブルモビリティを世界へ」「sustinaの時代を創る」

 車輛のデザイン、車両プラットフォームの共通化によるコスト削減、高い安全性に加えて、いろいろな技術を利用した環境調和型の車両、というポイントを強調していますから、本学工学部の考えているサステイナブル工学の概念とも通じるものがありますね。

 さて、この「サスティナ」車両、最近乗り合わせないなあ、と思っていると追加の情報がありました。京王線では来春から指定席列車を導入するというのです。それに使われるのがこの「サスティナ車両」5000系だといいます。

 これで「来年から、京王線を使って通学している諸君は指定席の利用を考えてみてはどうでしょうか」と締めたいと思ったのですが、この「指定席列車」、夜に新宿から八王子や橋本方面に向かう帰宅者を対象としたもののようです。はたして八王子発の指定席列車があるかどうか、詳細は続報を待つ必要がありそうです。

 

江頭 靖幸

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