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模擬面接のこと(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 「模擬面接」は学生諸君の就職支援の一環として本学キャリアサポートセンターと我々教員とが協力して行う就職活動の際の面接の予行演習です。対象は本学の3年生。応用化学科の第一期生も三年生の秋を迎え、この「模擬面接」の対象となります。

 通常、この模擬面接は研究室の先輩が面接官役となります。すでに就職活動を終え、実際の面接を経験した4年生が、一研究室あたり数名キャリアサポートセンターで講習を受けて面接官役の準備をします。(図は講習での資料です。) その後、研究室毎に模擬面接を行い学生に対するフィードバックと共に結果をキャリアサポートセンターに報告する、というのが本学の一般的なスタイルです。

 もっとも、今回の模擬面接の対象者は本学科の第一期生。ということは先輩がいない世代でもあるわけで、面接官役になる人を別途探してくることになります。幸い、応用生物学部やメディア学部、応用生物学部の4年生の皆さんの協力を得ることができ、工学部最初の模擬面接を先週の金曜日と今週の月曜日(今日ですね)に行うことができることになりました。

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 就職に際しても面接というものはそれぞれの会社でいろいろなスタイルがあるはずです。学生諸君が実際の面接を受ける際、その面接を模擬面接がどの程度模擬できているのか。実のところはよく分からない部分もあると思います。

 とはいえ、何事においても訓練、練習というものには大きな効果があると思います。消防訓練や避難訓練しかり、練習の対象が「一度もやっていないこと」の場合には特に大きな効果があるはずです。加えて、この模擬面接には「そろそろ就職活動がはじまるよ」というメッセージの効果もあるのでしょう。

江頭 靖幸

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