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コーオプ実習成果報告会が開催されました(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 本学工学部の特徴であるコーオプ教育、その中心と位置づけられる「コーオプ実習」は8週間にわたる企業での就業体験です。応用化学科では3年生を対象に本年度の前期に行われましたが、昨日、12月13日にはその「成果報告会」が開催されました。

 「成果報告会」は、コーオプ実習に参加した3年生諸君が実習の経験を振り返り、そこで得たものをポスター形式で発表するイベントです。応用化学科と電気電子工学科の3年生、約200人が発表するので、40分×3回の交代制となりました。我々教職員はもちろん、コーオプ実習に協力していただいた受け入れ企業の皆さんも招待させていただきました。中には本学科の2年生、これからコーオプ実習に行く予定の学生諸君の姿も見えました。

 

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 コーオプ実習は就業体験であると同時に教育の一環でもあります。学生諸君には就業体験を通して通常の授業では得られない知識や気づきを得て欲しい、そのような考えに基づいて計画されたものです。ただ実習を経験するだけにとどまらず、各自が実習で得た経験を振り返り、同級生たちとその経験から得たものを分かち合うことで、より教育的効果を高めたい、今回の成果報告会にはそんな意図があるのです。

 さて、今回の成果報告会で工学部の設立時に計画された「コーオプ教育」のイベントは一巡したこととなります。必修科目として「コーオプ実習」を行う、という試みは全国発もので、野心的な計画でした。無事やり遂げることができて感無量、と言ったところでしょうか。

江頭 靖幸

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