年頭のご挨拶 2018年を迎えて(江頭教授)
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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
2015年、多くの期待を担って始動した工学部応用化学科は今年3年目を終わり、4年目に入ろうとしています。2015年に入学した第一期生は今年の3月で3年生を終わり、4月からは4年生、最終学年へと進級することとなります。
第一期生は2017年、4月には本学工学部が準備を進めてきたコーオプ教育のメインとなる「コーオプ実習」として、学外での有給の修行体験に参加しました。9月からはサステイナブル工学教育のクライマックス、他学科の学生と協力して実施するLCAを中心とした実践的なグループワーク「サステイナブル工学プロジェクト演習」に取り組んでいて、年明け早々にその成果を見せてくれる予定となっています。
今年の4月以降、第一期生の卒業研究が始まることで本学工学部応用化学科の設立時に計画されたカリキュラムが完成されることになります。第一期生の卒業に合わせ、切れ間無くより進んだ教育を提供すべく、大学院を設置への準備を進めています。
この3年間、教育改善のための授業参観や学生への定期的な面談などを、本学の制度に基づいた授業改善、学生支援の取り組みを通して、全教員が親身になって学生をケアし学生の才能を伸ばす、という試みは継承・発展されています。また、大学ー高校連携講座や模擬講義、高校訪問でも学科独自の努力を続けています。
また、本年は、第一期生につづく学生諸君、1年生、2年生もそれぞれ2年生、3年生へと進学し、また新たな新入生が入学することによって本学応用化学科が人員的に完成することとなります。一期生から二期生へ、二期生から三期生へと引き継がれる伝統が徐々に生まれ始めていると感じています。
我々教員も、学科教育の総仕上げにむけて努力すると共に、伸びる学生を一層伸ばす先進教育の実施、大学院設置に向けた諸手続きの準備、卒論生を社会に送り出す準備と制度作り、海外大学との連携強化を引き続き行ってゆきます。
本年も東京工科大学工学部応用化学科、そして本ブログをよろしくお願いいたします。
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