年賀状あれこれ(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
今年のお正月も例年通り、年賀状が届いたのですが、気になる注意書きが付いてきました。
年賀はがきを52円で差し出すことができる期間は、2017年12月15日(金)から2018年1月7日(日)までです。
「えっ!年賀状、というか葉書の郵便料金、値上がりするの?」と聞いてみたところ、これは世間知らずの質問だったようです。私は気がつかなかったのですが、2017年6月1日からハガキの料金は52円から62円に値上がりしていたようです。
最近、個人的に郵便を出す機会はほとんど年賀状だけになっています。大学の仕事関係で郵便を使うことはあるのですが、その場合は大学の事務室経由で送りますから、郵便料金には事後にまとめて請求されていて、個々の料金まで確認していませんでした。(希に仕事関係の郵便を自分で郵便局に持ってゆくことがありますが、これは締め切りギリギリのケース。速達しか使わないので普通の郵便の料金値上げには気がつきませんでした。)
さて、「ガベージニュース」というサイトに「年賀葉書の発行枚数などをグラフ化してみる(最新)」という記事があがっていました。
この記事によると年賀はがきの発行数は2003年に約44億6千万枚に達したあと減少傾向にあり、2016年には30億枚程度、3分の2まで減少してきたそうです。
自分がやりとりしている年賀状をみると、新しい人があまり増えないで、昔からの知り合いの方々と近況をやりとりするものになっています。毎年ある程度は連絡の取れなくなる方もいますから、次第に年賀状の枚数が減ってゆきます。
なぜこうなったのか。記憶をたどってみると、大学の教員名簿に「自宅住所」という項目がなくなったことが原因だった様に思います。個人情報保護法への対応のため、教員名簿の内容が制限されてしまい、お正月に相手の方の御自宅宛に年賀状を出すことができなくなってしまいました。職場に送ることはできますが、それでは年賀状には遅いし、などと考えているうちに現在の状況に。
個人情報保護法の成立は2003年だとか。そう考えると年賀葉書の発行数の減少と対応している様ですね。
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