「サステイナブル工学プロジェクト演習」最終報告会予選(江頭教授)
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「サステイナブル工学プロジェクト演習」。
長い名前ですね。
はい、「サステイナブル工学プロジェクト演習」について書くときはこれから始めるのがお約束です。(これとかこれとか)。さて、この授業、今回は最終報告会の予選が行われました。
「サステイナブル工学プロジェクト演習」は本学工学部の3年生によるグループワーク形式の授業です。特徴としては3学科合同の授業であること。異なる学科の学生が集まってグループワークを行うことになっています。
この授業の前半、三学科の合同グループで学生諸君は、環境ラベル「エコリーフ」に登録されている工業製品を対象とし、公表されている環境情報データを元に、具体的な改善提案を行い、その効果を評価しました。
その結果は中間発表でポスター発表で発表しました。片柳研究棟の玄関ホールがポスターで一杯になりましたが、それでも前半後半の2交代制に。三学科合同で約300人、64チームもあるのですから当然でしょう。
さて、今回の最終発表(予選)はポスター発表からスライドを用いた口頭発表へと形式を変更して行いました。64件の発表、さすがに一会場では捌ききれないのでパラレルセッションとなりました。発表は8会場で同時進行し、我々教員は手分けして各会場での発表を聞きくことに。
さて、今日の最終報告会は予選、ということで各会場の教員には、8~9件の発表の中から本選に進出する班の選定する、という作業も。写真の様な評価表に記入してもらい、無事、本選に進む班、全部で10班を選定することができました。
中間発表はLCAによる環境負荷をまとめた内容でした。改善提案を挙げ、その効果を計算し、改善前後での環境負荷の変化を提示したものです。
最終発表ではさらに進んで「価値」の問題を対象とします。製品の使用目的に関わる「機能的価値」、同じくらい重要な「経済的価値」これらの価値に基づいた「環境効率」を計算し、両者の統合化を試みています。
さて、今回の発表、私も一会場で発表を聞かせてもらいました。発表前には、上述の様に内容が決められているため、ほとんど同じような発表が続くだろう、と予想していました。ですが、実際の発表を聞くと内容にはいろいろなバリエーションがあり、少し驚いたぐらいでした。
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