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卒業生の忙しい春(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 春は新しい門出の季節であると同時に別れの季節でもあります。本日(3月20日)の東京工科大学卒業式を控えて、卒業予定の学生達は大学を去るに当たりいろいろと片付けておくべき事があったようです。

 大学卒業に当たって、学生証は大学に返却しなければなりません。学生証はカードキーの機能を兼ねていますから、卒業式以降、大学に気楽に入ってくることは出来なくなります。今のうちに持ち帰るものは持ち帰るのが良いでしょう。

 研究室では鍵の返却というイベントもあります。研究室自体の鍵は学生証兼カードキーですが、研究室にある個人ロッカーの鍵など物理的な鍵は返却が必要です。研究室の立場からみると、ここで返してもらい損ねるのは悪夢です。春の忙しい時期に鍵のためだけに大学にきてもらうのは大変ですが、さりとて就職先の新しい環境に順応しなくてはならない時期に大学に行く時間を捻出するのは一苦労でしょう。ここはやはり卒業前の返却が合理的です。

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 おっと、卒業の日までに片付けて欲しいものがもう一つ。冷蔵庫の中のいろいろなもの。一応は「冷蔵庫に何か入れるときは名前を書いて」と注意書きをして置いたのですが…。冷凍庫にある名無しのアイスキャンディーはとうとう越冬して春を迎えることに。冷凍室に一個残っている卵だけれど、これはいつからあるのだろう。卵のパックにも殻にも名前はありません。タマネギ二つも名前はないなー、などなど。

 冷凍庫に入っていた氷付けのペットボトル、思えば昨年の今頃足をけがしたときに冷却用に使っていたものでした。あっ、これにも名前がない。何てことだ、ってこれは自分の責任でした。

 さて、冷蔵庫・冷凍庫の中のいろいろ、これは必ずしも卒業生が残した物とは限りませんが、年に一度は空っぽにして整理整頓することが大切です。なるべく多くのものを卒業生に持って帰ってもらう(その場でたべてもらう)ことを前提として不要なものは廃棄するのがあるべきスタイルなのでしょうか。

江頭 靖幸

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