応用化学科 安全巡視、三回目(江頭教授)
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安全巡視とは、大学や企業において現場の安全にたいする取り組みの状況をチェックするためのパトロールのことです。応用化学科が所属する本学の工学部では月に1回、この安全巡視を行っています。(以前こちらの記事でも紹介しています。)
今回、5月21日の工学部安全巡視は応用化学科、三回目の安全巡視でした。九つの研究室と学生実験室とがあるのですが、今回はそのうち三つの研究室を対象として、大山工学部長、山下応用化学科学科長、そして安全委員の片桐教授が研究室を回り、現場を見ながら安全上の問題点が無いかチェックする、そこまではいつも通りなのですが、第3回目ともなると目立った問題点は対応済みとなっています。
そこで、安全上の問題点に加えて、研究室における安全上の工夫などを紹介するのも、安全巡視報告の一つの役割となってきます。
例えば天井に固定されたこの棚。壁をつくり、その壁にロッカーを固定するスタイルに比べてコンパクトで自由度も高く、固定という点でも安全性が高いですね。そしてなにより省スペース。棚の荷物に両側からアクセスできるのもメリットです。
こちらの写真は何が写っているのか分かりにくいと思いますが、床が注目点です。長尺の床タイルで継ぎ目なく覆われている点がポイント。片柳研究等の床は上げ底になっていて、床下はケーブル類が通るスペースになっています。通常は取り外しての作業がしやすい正方形のタイルが使われていますが、化学関係の実験室では水が漏れることが考えられます。そこで防水のために継ぎ目のすくない床材が選ばれている訳ですね。
さて、次回四回目の安全巡視では各研究室が一巡して二巡目の研究室も出てくるタイミングとなります。規則で決まっているイベントではありますが、せっかくですから安全で快適な研究室の実現に役立つものにしてゆきたいですね。
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