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東京工科大学の試験週間(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 東京工科大学は現在、期末試験中です。

 期末試験は7月30日の月曜日からスタート。例年にない暑さが台風で一休みした直後、台風一過で暑さが戻ったなかで試験スタートとは気の毒に、と思ったのですが、最近は冷房完備の部屋での期末試験ですから暑さそのものはあまり関係がありませんね。

 などと他の先生たちと話していたのですが、そう言えば昔はこの時期に試験をやっていなかったのでは、という話に。昔は7月の中頃から下旬に夏休みがスタート(これは高校と同じ時期)、休み明けの9月に少しだけ授業をしたあとに期末試験、という日程が普通だったと思います。教室にクーラーの無い時代(そう、そいう時代があったのです!)夏の暑い盛りに試験をやるのは不可能、というか夏休みの本来の存在理由は暑さを避けることでした。

 今年の異常なまでの暑さを受けて小中学校にもクーラーを、という意見がありますが、もし学校にクーラー設置が義務づけられたら夏休みは無くなってしまうかも知れません。

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 さて、試験期間中、学生さん達は試験で大変ですが、私たち教員の試験監督の業務があります。自分の担当する授業の試験監督は当然ですが、他の先生の授業にも応援に行くことになっています。

 通常の授業は自分1人、ときにはTA(Teaching Assistant)やSA(Student Assistant)の学生さんに手伝ってもらいながら行っていますが、試験監督はそうはいきません。学生さんに試験監督を頼むわけにはいきませんし、100人以上の受験生がいる教室なら2名の教員で対応することになっています。そこは他の先生が応援に来てくれるのですが、自分の授業の試験に応援が来てくれるのですから、こちらも応援に行くのは当然ですよね。

 さて、私も昨日試験監督の応援に行ってきました。受験生数135名なので当然2名で担当でしたが、実はこの授業は全部で四つの教室で行われていました。全体では500名近くの学生が受験したことになります。応用化学で80名程度、工学部全体でも300名程度なので、それ以上の受験生の数ですが、全学向けの講義だとこの人数になることもあるのですね。

 電車の遅延の影響などもありましたが、試験は無事終了。応援の試験監督の私の業務はそこでお役御免ですが、担当の先生には今度は採点という大仕事が。試験期間は受験する学生さんも大変ですが教員のまた、大変なのです。

江頭 靖幸

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