学生実験室で高校生の体験実験を実施しました(西尾教授)
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8/24(金)に山村学園高等学校の先生(2名)と高校生(16名)が来校し,学生実験室で「モルフォプレートの作製」の体験実験を行いました.この実験は,私が所属していた首都大学東京 都市環境学部の益田秀樹教授が立ち上げたもので,電源を使ってAlを陽極酸化し,得られたアルマイトにNiめっきを行って1枚のAl板に多彩な干渉色(構造色)をつけるものです.
今回の体験実験は,高校に発送した応用化学科の紹介資料を見て頂いたことがきっかけとなり,山村学園高校から夏のイベント「サイエンスフェスティバル」の依頼を受けて実現しました.サイエンスフェスティバルでは,理系の進学を希望する生徒が大学の施設を訪問し,実験・講義・研究を体験しているとのことです.そこで,当日は実験前に関連技術の講義を,実験後に研究室見学を行いました.
今回のイベントを通して,学生の理系教育や進路指導に対する先生方の熱意を感じ,ひいては自身の教育姿勢を見つめなおす貴重な機会となりました.
応用化学科では,高校生に化学の楽しさを体感してもらうための出張実験・出張講義を準備しています.今回の様な来校も大歓迎です.興味のある方は,是非ご連絡ください.
連絡先:nishiokzyk@stf.teu.ac.jp 西尾和之 (お問い合わせはアドレスの@を半角文字に変えてください.)