「安全工学」の講義 番外編 秋田大学で講演をしてきました(片桐教授)
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2年生の講義「安全工学」担当の片桐です。
11月15日に秋田大学で「学生の引き起こす事故防止のために教職員の行なうこと」という演題の講演をしてきました。これは秋田大学理工学部の教職員FDの一貫としての講演会です。聴衆は理工学部の先生、技官の方でした。
移動には全席指定席の「こまち」に乗りました。今まで知りませんでしたが、田沢湖線に並走する秋田新幹線は単線でした。途中すれ違いの時に駅で「待ち」がありました。「こまち」の本数が少ない理由は、この単線であることによるようです。
私の本職は「有機化学」ですが、最近は「安全」の講演依頼がよく来ます。どうも世間の私に求めるものと私のやりたいことが乖離しているようです…。
今回は「学生の引き起こす事故防止のために教職員の行なうこと」ということで、学生の実験実習の指導における安全上の諸注意についてのお話をしてきました。正直、教職員だけを対象とした講演は気を使います。でも、安全の専門家として偉そうに本音ベースのはなしをして来ました。
講演内容は、このブログの『「安全工学」の講義』シリーズの抜粋に加えて、実験科目の「応用化学実験Ⅱ」で実践している「いかにして学生さんに実験中に頭を使わせるか」というものです。
基礎工学実験Ⅰや応用化学実験Ⅱの初回の安全教育で、「基礎的な知識を持っているのに、事故を起こすのは、頭を使っていないから、使わない隙があるから」と繰り返しメッセージを送りました。実験中に次の操作や今何を行なっているのかについて十分に理解して、頭を使いながら実験を行なえば、事故は避けられますし、万が一事故が起きてもその被害は最小限に抑えられます。このメッセージをうまく伝えられたか、不安です。
講演会の様子は本学のWeb Page、
https://www.teu.ac.jp/information/2018.html?id=265
および秋田大学のWeb Pageにのりました。
http://www.riko.akita-u.ac.jp/whatsnew/3773.html
昼ご飯は秋田駅近くのデパート地下レストラン街で「稲庭うどん」を、有色は駅ビルのレストランで「比内鶏の親子丼」を食べてきました。さすがに名物はおいしゅうございました。
うちの研究室へのお土産は「いぶりがっこチップス」でした。お味は…いぶりがっこ(たくあんの薫製)は名物ですが、それをスライスしてチーズを乗っけて焼いたものは…微妙でした。
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