第10回 大学コンソーシアム八王子 学生発表会で本学科有機合成化学研究室(上野研究室)の小池健太くん(大学4年)がポスター賞を受賞しました!(上野講師)
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2018年12月8, 9日(土, 日)に八王子市学園都市センターにおいて第10回大学コンソーシアム八王子学生発表会が開催されました。この学生発表会は、八王子市に位置する大学や高専の大学生や大学院生が日頃研究している研究成果を発表し合うことで研究を活性化することを目的としています。
本学工学部応用化学科は2015年度に新設され、今年で4年目になるため一期生が卒業年度になっており、卒業研究も本格的に行われています。今回はその研究成果として、有機合成化学研究室(上野研究室)大学4年の小池健太くんが「パラジウム触媒を用いた置換プロピルケトンとアリルエステルによる置換ベンゼンの形成」という題目でポスター発表を行い、準優秀賞を受賞しました。
研究内容は少し複雑になりますが簡単に紹介します。置換ベンゼンなど芳香族化合物は医薬品をはじめ様々な場面で我々の生活を豊かにしてくれています。その置換ベンゼンの合成方法として、プロピルケトンの炭素3つとアリルエステルの炭素3つからベンゼン環(炭素6つ)を構築するという画期的な合成方法を開発しました。この方法によりこれまで合成できなかった有機化合物を合成できるようになることが期待できます。
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