暑い!12月だというのに...(江頭教授)
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きっと今日(12月4日)ブログを書く人は皆このネタを一度は心に浮かべたのではないでしょうか。いくら何でも今日は暑い。もう12月なのに…。
私もキャンパスで建物間を移動する際には余りの暑さにジャケットを脱いで肩にかけて歩いていました。ふと「これって真夏のサラリーマンのスタイルの様だ」と思って少し笑ってしまいました。
さて、暑い暑いと言っていても主観的に過ぎるので客観的なデータを見てみましょう。こんな時に頼りになるのはアメダス。今日、2018年12月4日のデータが既に閲覧可能です。以下の図はアメダスによる午後八時までの観測データのまとめです。最低気温は変わるかも知れませんが最高気温はこれで確定で良いでしょう。実に24.5℃。こんなことは観測史上始めてではないでしょうか?
違います!
同じくアメダスで過去のデータを確認してみましょう。12月の最高気温の記録、観測史上最高値は26.0℃。2004年12月5日に観測されたそうです。
2004年かぁ、まだ本学の工学部ができる前だから僕は知らなくて当然だなぁ。
でもどうでしょうか。2015年の12月11日には24.2℃という温度が記録されています。これは今日まで歴代二位の記録だったのですが、今日(12月4日)の高温で三位に後退することが決定的になりました。とはいえ、今日の24.5℃とほとんど同じくらいの気温です。しかも3年前の記録ですから、私も確実に経験しているはずなのですが...。
うーん、全然覚えてない!
人間の記憶なんて結構曖昧なものです。そう考えると系統的にデータ取得してアクセスし易いように保存してくれているアメダスシステム、これは実に頼もしいものですね。
(えっ?曖昧なのはおまえの記憶だろうって?人間に一般化するなって?確かに。ほんとに自己中心的な生き物ですよね、人間って。)
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