コーオプ実習成果報告会(江頭教授)
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本学工学部の特徴であるコーオプ教育、その中心と位置づけられる「コーオプ実習」は8週間にわたる企業での就業体験です。応用化学科では3年生を対象に本年度の前期に行われましたが、昨日、12月12日にはその「成果報告会」が開催されました。
この「成果報公会」はコーオプ実習に参加した3年生諸君が実習の経験を振り返り、そこで得たものをポスター形式で発表するイベントです。我々応用化学科、そして電気電子工学科の3年生が参加する「成果報告会」はこれで2回目。機械工学科の学生が参加する夏の「成果報告会」も含めると4回目の開催となります。約200人が発表するので2会場、40分×3回の交代制となりました。我々教職員はもちろん、コーオプ実習に協力していただいた受け入れ企業の皆さんも招待させていただきました。
コーオプ実習は就業体験であると同時に教育の一環でもあります。学生諸君には就業体験を通して通常の授業では得られない知識や気づきを得て欲しい、そのような考えに基づいて計画されたものです。ただ実習を経験するだけにとどまらず、各自が実習で得た経験を振り返り、同級生たちとその経験から得たものを分かち合うことで、より教育的効果を高めたい、今回の成果報告会にはそんな意図があるのです。
さて、今回の成果報告会で工学部の設立時に計画された「コーオプ教育」の授業は二巡目を終えたことになります。必修科目として「コーオプ実習」を行う、という試みは全国初の野心的な計画でしたが、うれしいことに本学のこのコーオプ教育プログラムが文科省の「大学等におけるインターンシップ表彰」において優秀賞を受賞することができました。写真の「受賞のご報告」のポスターを会場にも張り出して協力してくださった企業の方にもご報告した次第です。
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