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今日は補講日(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

お正月休みが終わって今日でちょうど一週間になりました。今週で金曜日の授業は終了です。

と、書いたのが先週の金曜日。なのですが、今日は授業が予定されています。そうです、本日は後期の「補講日」に当てられているのです。

 補講というのは本来予定していた授業ができなくなった場合、その時間に行う予定だった授業を別の日にやり直す、ということです。(成績不振の人に向けた授業は補習ですね。)多くの場合は教授が都合で授業をできない、という理由で補講となります。小中学校、あるいは高校でも先生が都合で授業を休むということはほとんど無いと思います。ただ、大学の教授は時として授業を休まないとならないケースがあるのです。大学教員の責務は教育と研究の両方ですから、研究の関係で授業に出られない、というのが多いですね。

 今日は私自身も補講をすることになりました。学会の会議に出席するため一回休講にしていたのです。月曜日の授業を補講に回したので今日金曜日に授業をして来週の月曜日にまた授業、というちょっと慌ただしい学期末になってしまいました。

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 さて、私が学生のころには補講というのは無かったような気がします。昔の先生はちゃんと授業をしたから、というのとは少し違って何かの都合で授業ができなくてもわざわざ別に時間をとってその分の補講をする、という習慣がなかったのです。授業の時間内で内容を調整して休講となった授業を埋め合わせていた訳です。

 私としては特に補講日をつくらない、以前のやり方でも大丈夫だと思うのですが、でも思い出すと先生の中には大胆な、というかいい加減な先生もいたような。補講をする必要が無いので適当に授業を休みにしていたのでは...。うーん、ああいう先生たちの悪行のおかげで補講は必須だ、ということになったのかなあ。

江頭 靖幸

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