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点字の思い出(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 昨日の記事で点字ブロック、改め点状ブロックについて書いたのですが、そう言えば「点字」は皆さん、ご存じなんでしょうか?

 そう思って研究室に居る学生さんに聞いてみるとみんな「点字」については多少の知識があるようでした。

「国語の授業で一回だけ。」

「道徳の授業で知りました。」

「僕はゲームに出てきたのが印象に残っています。」

なるほど、今の若い人たちにはよく知られているのですね。

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 私自身が点字に出会ったのは私の母親が点字図書館のボランティアをしていたからでした。私が小さな子供のころのことです。厚紙のような用紙にテンプレートを当てて棒の先端についた金属製の突起(点筆というそうです)で跡をつけてゆくという、点字の書き方がとても珍しくておもしろそうだと思ったものでしたが、一字一字、このやり方で文章を作ってゆくのは本当に大変なことだったろうと思います。

 その後、点字のタイプライターやプリンターが開発されたとか。母はボランティアを卒業して、代わりに点字図書館に寄付をすることにしたそうです。

江頭 靖幸

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