大学教員の「便所サンダル」は定番か?(江頭教授)
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もうずいぶん前の事ですがNHKの朝の連続テレビ小説で「ひらり」というドラマをやっていました。(今wikipediaで調べたところ1992年秋から1993年春までの半年の放送だったそうです。)その中に「便所サンダル」というあだ名を付けられる登場人物が出てきました。
別に陰湿ないじめの被害者、というわけではありません。「ひらり」というドラマは相撲部屋に関わる人々を中心としたドラマなのですが、その相撲部屋の近くの診療所の医師が「便所サンダル」と呼ばれるのです。その理由は、診療所でいつも「便所サンダル」の様な履き物を履いているから。
さて、なんでこの「便所サンダル」先生のことをよく覚えているか、というと私自身も当時「便所サンダル」を履いていたからです。(いや、別に「便所サンダル」を買ってきた訳ではありません。たしか「健康サンダル」と呼ばれていたような。)大学の助手(いまなら助教ですね)になったころですが、その前の大学院生のころから大学ではいつも「健康サンダル」を履いていました。
さて、この「便所サンダル」改め「健康サンダル」、研究室内での履き心地はとても快適です。雨にも寒さにも弱いので外履きには向きませんが、大学に到着したら履き替えるのがすっかり大学生活の一部になってしまいました。で、そのまま大学ではサンダル履き、というのが私の現状です。
とはいえ、実験の際にサンダル履きはNGです。前回の記事にも書きましたが「実験室から急いで避難する必要がある局面や、有害な試薬を足の上にこぼす可能性」が有りますからね。
この「健康サンダル」を履き始めた当時、私が身の回りの先輩達の様子をみて履くようになったのか、あるいは単に一番安い履き物を選んだのか、今となっては全く思い出すことはできませんが、NHKの朝ドラに「便所サンダル」を履く医師というキャラクターが出てくるところを見ると定番かどうかはともかく、医師のサンダル履きは「あるある」だったのでしょう。大学教員、とくに理系の大学教員は服装の自由度が高く履き心地を重視する合理精神に照らせば医師と同じような判断になるのも有りそうな話ではないでしょうか。
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