« 日本の温室効果ガスの排出量(2017年度版)(江頭教授) | トップページ | 再生可能エネルギーのインパクトはどのくらい?(江頭教授) »

どこかで見た風景だな、と思ったら...(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 新宿の地下街、JR新宿駅のホームを横切る形で丸ノ内線に沿った通路の壁にはいつも大きな広告が展示されています。先日その前を通ると、おや、どこかで見た風景の写真が。

Img_2557

 んんっ? この特徴的なとがった岩はピナクルズ(Pinacles)じゃなかろうか。

 ピナクルズは西オーストラリア州、パースから200kmほど北の海岸沿いにあるナンバン(Nambung)国立公園にある特徴的な形に風化した石灰岩の集合体です。

 植林関係の研究でオーストラリアに出張していることはこのブログでも話題にしたことがあるのですが、ずいぶん前に天候の悪化でフィールドから退去を余儀なくされてパースに足止めされたことがありました。その時余った時間をつかってこのピナクルズを見に行ったことがあるのです。(もう少し時間があればストロマトライトも見に行けたのになー。)

 はて、でもなんでここにピナクルズの写真が?

 

 答えはこちらの写真に。

Img_2556

 この9月からANAが成田とパースの間の直行便を就航させるのだそうで、そのための広告だったのでした。

 このパースと成田の直行便、実は昔もあったのですがいつの頃からか廃止されてしまいました。そのせいで最近は我々はシンガポールやタイ経由の乗り継ぎでパース入りをしていたのですが、なんと久々に直行便の復活するというのです。

 以前は日本からオーストラリアに行くと物価が安い、と実感できて良い観光地だったのだとおもいます。しかしオーストラリアが発展して物価が上がると日本からオーストラリアへの観光客の足も遠のいて、直行便は廃止されたのではないでしょうか。では、なぜ直行便が復活するのか。おそらく、オーストラリアから日本に来る観光客に期待して、ということだと思います。

 理由はともかく直行便の復活はありがたい話です。早速、今年9月に予定している調査の際に利用することにしましょう。

江頭 靖幸

« 日本の温室効果ガスの排出量(2017年度版)(江頭教授) | トップページ | 再生可能エネルギーのインパクトはどのくらい?(江頭教授) »

日記 コラム つぶやき」カテゴリの記事