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世界はつながっている、と実感した話(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 8月13日の朝、大学はお休みですが今日は早く出なければなりません。私事ですがこの日、母が手術を受ける予定なのです。人工股関節の埋め込み手術。人工関節については生体適合材料の応用例として知ってはいましたが、最近高齢者で関節を患う人が多いらしく母もそのお世話になることになったのです。幸い、手術は成功率が高く効果もはっきりしているということ。昨日入院した母も心配はしていない様子でした。今日の9時15分から手術。一時間前には病院に行って…と予定していたのですが昨日の夜、時間通りには手術は出来ない、という連絡があったのでした。

 一体何があったのだろう。詳しいことは今日病院で説明があるといいます。何気なしに点けていたテレビでは海外のニュースが流れています。イタリアの連立政権は崩壊。米中の経済対立はさらに深刻化。香港のデモは空港にも及び、キャセイ航空の経営にも影響があるそうです。日韓対立も相変わらずで、心なしか世界中に不穏なニュースが満ちている様に感じた朝でした。

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 さて、病院に行って話を聞くと、執刀医の先生、なんと香港の空港で足止めを食った乗客の一人だったとか。朝何気なく聞いていた世界のニュース、自分とは全く関係がないと思っていた外国の事件が意外と自分の身近なところに影響することもあるのだ、世界はつながっているんだ、ということを図らずも実感したのでした。

 幸い、母の手術は時間を遅らせて実施することができました。問題なくうまくいった、ということで一安心。これで私にとっての夏休みのビッグイベントのひとつが片付きました。

 

江頭 靖幸

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