売り込み戦略とはいえ、これはないな。(江頭教授)
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前回は「カスタマイズされたチラシ」に少し驚いた、という話を書いたのですが、今回のも驚きのカスタマイズ広告です。
下の図、右側の広告はAXELという技術系の通販サイトです。写っている商品はMFC(質量流量制御装置)。ここまでは良いのですが問題はそのお値段。「¥4,500」って、いや、それはない。少なくとも1桁は上の値段のはず。いや、それでも格安ではないでしょうか。
そう思ってクリックしてみると案の定、どこにも「¥4,500」のMFCはありません。一体どうなっているのでしょうか。
おそらく同一分野の製品に対して代表写真を決めていて、そのグループのなかで一番安いものの値段を「〇〇円から」という意味で表示しているのでしょう。でもMFCで「¥4、500」というのはいくら何でもあり得ない。これはMFCの付属品のケーブルか何かの値段なのだと思います。でも写真はMFC本体しか写っていませんね。
前回は感心したカスタマイズ広告ですが、今回のようなケースもありうるわけです。自動化によって明らかにおかしな広告が出来上がってしまう、というのは問題ですが、AI技術などをつかって将来的には改善されてゆくことを期待したいところです。
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